2位渋野日向子の“シブコ節”炸裂 2億円稼いだのに笑わせる回答「うわ~優花になにか…」
女子ゴルフの今季海外メジャー第2戦・全米女子オープン(OP)は現地時間2日、米ペンシルベニア州のランカスターCC(6629ヤード、パー70)で最終日が行われ、2打差4位から出た渋野日向子(サントリー)が2バーディー、4ボギーの72で回り、通算1アンダーの2位。19年のAIG全英女子オープン以来、5年ぶり2度目のメジャー制覇こそ逃したが、優勝した笹生優花(フリー)との日本勢ワンツーの快挙を達成した。LPGAの公式会見では「また私が頑張れる理由ができた」と復活への手ごたえを語った。
海外メジャー・全米女子オープン
女子ゴルフの今季海外メジャー第2戦・全米女子オープン(OP)は現地時間2日、米ペンシルベニア州のランカスターCC(6629ヤード、パー70)で最終日が行われ、2打差4位から出た渋野日向子(サントリー)が2バーディー、4ボギーの72で回り、通算1アンダーの2位。19年のAIG全英女子オープン以来、5年ぶり2度目のメジャー制覇こそ逃したが、優勝した笹生優花(フリー)との日本勢ワンツーの快挙を達成した。LPGAの公式会見では「また私が頑張れる理由ができた」と復活への手ごたえを語った。
晴れやかな表情だった。公式会見に臨んだ渋野。最終日の感想を求められると「すごく緊張した1日でしたし、なかなかバーディーが取り切れず、3パットしてしまう、短いパットを外してしまう場面もあったので悔しい気持ちもありますけど、やりきった気持ちの方が強いです」と言い切った。「今シーズンの成績を考えたら、この結果ってホントに考えられないことで、どうしてこの位置で終えれたんだろうという気持ちもありますし、まだまだ勝ちたかった気持ちもあるので、また私が頑張れる理由ができたなと思いました」とも話し、復活への手応えをつかんだ様子だ。
ファンの声援も支えになった。「日本人だけでなく、現地の方にも『シブノ、シブノ』といってもらえて、ちょっとでも前より知名度が上がったというか、知ってもらえるきっかけになったと思うので、凄く楽しんでやってました」と笑顔だ。
今大会は笹生とのワンツーも含め、日本勢がトップ10に5人も入る活躍ぶり。「自分は置いておいて、(ショットが)曲がらない選手が多いからこそ、こういう傾斜が多くて、アップダウンが多いコースには向いていたのかなと感じましたし、グリーンもすごく綺麗だったので、日本に似ていたのかなと思いました」と考察した。
今大会で手にした2位の賞金は129万6000ドル(約2億300万円)。使い道を聞かれると「うわ~、優花に何かおごってもらいます」と大金を稼いだ後とは思えないコメント。“シブコ節”で笑わせ、らしさ全開の会見となった。
(THE ANSWER編集部)