村田諒太の敗戦に学ぶ? 米強豪王者、参謀は次戦へ「ムラタの轍は踏めない」
チャーロのトレーナーは村田の敗戦を教訓に
村田の共同プロモーターを務めるトップランク社のボブ・アラム氏はブラント戦が決まる前からゴロフキンとのメガファイトプランを公言し、交渉準備を進めていた。だが、ブラントのプロモーターが村田の興行権を落札し、対戦実現の運びとなっていた。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
さらにラスベガスのカードのメインイベンターを託された村田には、ブラント戦後のプランとして、ゴロフキンとの東京ドーム決戦に注目が集まっていたが、まさかの敗戦を喫しメガファイトは水泡に帰すことに。シールズ氏はブラント戦の悲劇からGGGの異名で知られるゴロフキンのことはひとまず忘れ、モンロー戦に集中すべきと主張している。
「この男(モンロー)こそがジャーモールが考えるべき相手。ジャーモールは、GGGとウィリー・モンローについて考えてはいけない。それについてはすでに伝えてある」
シールズ氏はチャーロに対して、目の前の一戦に集中するように、すでに通達したことも語ったという。米メディアも「大番狂わせ」と報じた村田の陥落。ミドル級の猛者を支える名参謀も他山の石としたようだ。
(THE ANSWER編集部)