女子ゴルフ会場で観戦ツアー「一番幸せな空間」 現地観戦する醍醐味を通算6勝・茂木宏美が解説
女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディス第2日が17日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6731ヤード、パー72)で行われた。ブリヂストンスポーツと契約を結び、今大会のコース設計を務めたツアー通算6勝の茂木宏美さんによるギャラリー向けの観戦ツアーを実施。ゴルフ観戦のポイントやコース設計の狙いなどについて解説した。
ブリヂストンレディス
女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディス第2日が17日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6731ヤード、パー72)で行われた。ブリヂストンスポーツと契約を結び、今大会のコース設計を務めたツアー通算6勝の茂木宏美さんによるギャラリー向けの観戦ツアーを実施。ゴルフ観戦のポイントやコース設計の狙いなどについて解説した。
参加したのは抽選に当選した一般ギャラリー20人。午前11時に集合後、まずはショット練習場を見学した。茂木さんは「練習場は一番幸せな空間。クラブハウスから出てきて選手がどんな練習をするのか見るのは面白い」と説明。晴れやかな空のもと、現地観戦の醍醐味を伝えた。
コースに移動すると、1番で吉田優利、山下美夢有、竹田麗央の組を待ちながら「ピン位置は上位10人のレベルを考えて設定しています」などと狙いについて明かした。18番では選手が予選通過ラインを意識しているため、選手心理をまじえてプレーを解説。ラフでの打ち方も丁寧に説明し、参加者も頷いていた。
ママさんゴルファーとしても活躍した茂木さんは「このコースはもっと難易度を上げられます。決勝ラウンドでピンの位置がどう変わっているかチェックしてみてください」と参加者に呼びかけた。約1時間半に渡って行われた観戦ツアー。参加者の平間康太郎さんは「参加者に『少しでも楽しんでもらおう』という茂木さんの熱意が伝わってきた。テレビの解説では言わないようなエピソードも聞けてよかった」と満足げだった。
19日には宮里藍さんによるジュニアレッスン会も行われる。
(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)