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大谷翔平の特大136m弾は「ジャイアンツのどの選手よりも速い」 敵地局が嘆き連発「敗戦から学んだこと」

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地サンフランシスコで行われたジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発し、今季12号ソロを含む3安打2打点と活躍、チームの10-2での勝利に貢献した。これを苦々しく見つめるのが、地元紙「NBCスポーツ・ベイエリア」だ。大谷の本塁打を「ここ数年で最大級に感銘を与える一打」として、昨冬の獲得レースで逃したのを悔やんでいる。

ジャイアンツ戦に先発出場し、12号HRを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ジャイアンツ戦に先発出場し、12号HRを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

12号は今季オラクルパーク最長、打球速度もジ軍ならトップ

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地サンフランシスコで行われたジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発し、今季12号ソロを含む3安打2打点と活躍、チームの10-2での勝利に貢献した。これを苦々しく見つめるのが、地元紙「NBCスポーツ・ベイエリア」だ。大谷の本塁打を「ここ数年で最大級に感銘を与える一打」として、昨冬の獲得レースで逃したのを悔やんでいる。

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 大谷は初回の打席こそ左飛に倒れたものの、4回先頭の打席で右中間へ飛距離446フィート(約135.9メートル)の本塁打。右翼後方に迫る海まであとわずかという特大弾でスタンドは騒然となった。さらに5回に中前打、7回に左翼への適時二塁打と重ね、サイクル安打まであと1歩だった。

 ジャイアンツの地元放送局「NBCスポーツ・ベイエリア」は「ドジャースのスターパワーがジャイアンツより光り輝く中で、私たちが敗戦から学んだこと」という記事を掲載している。

 記事は「オフにジャイアンツがオオタニの獲得に乗り出していた時、オラクル・パークでも成績を維持できる彼の能力に疑いは全くなかった。寒い夜や海流による空気層などのことを心配する必要がないタイプの打者だ。彼はそれを火曜日に証明した」として、昨オフFAとなっていた大谷の獲得競争に参戦しながら、入団まで導けなかったのをまず嘆いた。

 その上で、大谷が特大弾で見せた数値の突出ぶりを伝えている。「このソロ弾は打球速度113.4マイル(約182.5キロ)。今季のジャイアンツ選手によるどの安打よりも速い。しかし、オオタニにとっては今季7番目の速さでしかない。飛距離は446フィートで、オラクル・パークでの今季のこれまでの最長だったホルヘ・ソレアの本塁打より13フィート飛んでいる。オオタニは球場の最も深いところで湾までボールをぶち込むところまで遠くはなかった」。大谷にとっては普通の打球も、ジャイアンツに入れば特別なものだというのだ。

 さらに「オラクル・パークにおいて、ここ数年で最大級に感銘を与える一打だった。そして、それはとても残念な球だった」として、被弾した右腕ウィンの初球、真ん中付近へのスライダーを振り返っている。

(THE ANSWER編集部)


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