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ネリの“控え”だった37歳元世界王者 陣営は井上尚弥戦待望「日本はホームと感じる唯一の場所」

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)戦をネリの“控え”だった37歳元世界王者陣営が待望している。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が伝えている。

TJ・ドヘニー【写真:Getty Images】
TJ・ドヘニー【写真:Getty Images】

井上―ネリ戦のリザーバー務めたTJ・ドヘニー

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)戦をネリの“控え”だった37歳元世界王者陣営が待望している。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が伝えている。


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「ボクシングシーン.com」は「ドヘニーはイノウエからの対戦呼びかけを望みつつ、日本での神秘的な肩書きを受け入れる」との見出しで記事を掲載。6日に東京ドームで行われた興行で、井上―ルイス・ネリ戦のリザーバーを務めた元IBF世界スーパーバンタム級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)のマネージャーを務めるマイク・アルタムラ氏のコメントを掲載した。

 アルタムラ氏は「彼が東京の街を歩いていると、ファンが『あ、TJ・ドヘニーだ』って指をさして近寄ってきて、写真やサインを求めてくるんだ」と来日で見た光景を驚きまじりに証言。「それで『これはホームにいるみたいだ。戦ってきた中でホームだと感じられる唯一の場所だね』とTJは言っていたよ」とドヘニーもご満悦だったことを明かしていた。

 ドヘニーは2018年、当時IBF世界スーパーバンタム級王者だった岩佐亮佑に日本で挑戦し判定勝利。王座を掴むと、翌年には同10位の高橋竜平にTKO勝ち。同年に王座から陥落すると、2023年に来日し、中嶋一輝に4回TKO勝ちした。同年には、井上のスパーリングパートナーを務めたこともあるジャフェスリー・ラミドと日本で対戦し1回TKO勝ちした。6日の興行では前座でブリル・バヨゴスに4回KO勝ち。日本での試合経験が豊富だ。

 記事では「日本では一部から『日本人殺し』と呼ばれている」「イノウエからの対戦呼びかけがくることを願っている」とドヘニーを紹介。アルタムラ氏は「(日本人殺しという)神秘的な肩書を、ドヘニーは間違いなく歓迎するだろうね」と自信を見せていた。

 井上は6日の試合後、リング上で「次戦、9月ごろ、サム・グッドマンと防衛戦をこれから交渉したい」とコメント。リングに上がったWBO&IBFスーパーバンタム級1位のグッドマンも「自分もベルトが欲しくてここまでやってきた。絶対やりましょう」と前向きだった。

(THE ANSWER編集部)


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