メドベージェワ、巻き返しの陰に“オーサーの献身”「深夜1時にお願いしたの」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは27日(日本時間28日)、女子フリーを行い、平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)は137.08点をマークし、計197.91点で3位。ショートプログラム(SP)では自己ワーストとなる60.83点で11人中7位と出遅れていたが、見事に巻き返した。
SP7位から巻き返しに成功、オーサーコーチのサポートに感謝
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは27日(日本時間28日)、女子フリーを行い、平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)は137.08点をマークし、計197.91点で3位。ショートプログラム(SP)では自己ワーストとなる60.83点で11人中7位と出遅れていたが、見事に巻き返した。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
黒の衣装でフリーの演技に臨んだメドベージェワは冒頭で3回転ルッツ-2回転トウループ-2回転トウループの3連続ジャンプを綺麗に決めると、その後もほぼミスなく滑り切った。演技終了後に大歓声に包まれ、メドベージェワは右手で控えめにガッツポーズ。オーサーコーチに労われたキスアンドクライでは、硬かった表情がようやくほころんだ。
ロシアメディア「Newspapaer.ru」によると、メドベージェワは前日のSPの演技後にブライアン・オーサーコーチと真剣な対話をしたことを明かしている。
「昨日のSPの演技の後、私は本当に悪い考えを持ってしまったので、深夜1時にブライアンに真剣な対話をお願いしたの。彼は対話に応じてくれて、私を励まし、今日の(フリーの)演技に精神的に準備させてくれた」
オーサー氏の助言がメドベージェワを奮い立たせた。さらに、国際スケート連盟(ISU)公式サイトでは自身の演技を振り返ったコメントも掲載している。