完敗ネリ、フェザー級に転向示唆「アディオス122」 SNSで再起も宣言「俺は最後まで諦めない」
ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われ、王者・井上尚弥(大橋)がWBC1位の指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ちした。34年ぶりに開催された東京Dボクシング興行。敗れたネリは病院へ直行。一夜明けたこの日、自身のXで「アディオス 122」などと呟き、フェザー級への転向を示唆するような投稿をした。
井上尚弥に6回TKO負け
ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われ、王者・井上尚弥(大橋)がWBC1位の指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回1分22秒TKO勝ちした。34年ぶりに開催された東京Dボクシング興行。敗れたネリは病院へ直行。一夜明けたこの日、自身のXで「アディオス 122」などと呟き、フェザー級への転向を示唆するような投稿をした。
初回に左フックを井上の顎に着弾させ、ダウンを奪ったネリ。しかし、そこからモンスターに盛り返されると、計3度のダウンを喫し、6回TKOで敗れた。ダメージの色濃いネリは決着後、すぐに立ち上がれず呆然。試合後、井上と健闘を称え合う握手を交わしたが、病院へ直行。関係者からは「本日のネリ選手のインタビューは大事を取って病院に行くため、実施はなしとなりました」とアナウンスされた。
試合から一夜明けた7日、ネリは自身のSNSを更新。Xでは「アディオス 122(スーパーバンタム級)」と投稿。さらに拳を突き合わせる絵文字とともに「126(フェザー級)」とも記し、転向を示唆するような内容を記していた。
同日、インスタグラムでは「俺たちはまだ最後まであきらめない。つまりここで終わりではない。俺はもっとインテリジェンスに、もっと強くなって帰って来る。メキシコ万歳!」とつづり、再起を宣言した。当初は井上に勝ち、あと1試合を戦って年内で引退することを明言していたが、まだリングへの情熱は消えていないようだ。
(THE ANSWER編集部)