世界的カメラマン・福田直樹氏が撮影した写真をトップランク社が公開

　ボクシングの世界スーパーバンタム級（55.3キロ以下）4団体タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われ、王者・井上尚弥（大橋）がWBC1位の指名挑戦者ルイス・ネリ（メキシコ）に6回1分22秒TKO勝ちした。34年ぶりに開催された東京Dボクシング興行。決着の瞬間は、井上の強烈な右を食らったネリが首を鞭打つようにして倒れ込んだ。世界的カメラマン・福田直樹氏が撮影した写真を米興行大手「トップランク」が公開。ファンの間に驚きが広がった。

　この写真にモンスターの恐ろしさが浮かび上がってくる。

　ロープ際、井上の右がネリの顔面に着弾した瞬間。ネリの鼻は歪み、その破壊力が浮かび上がる。さらにネリが無残にロープにもたれかかって膝をつき、また鼻を押さえる場面も。ネリの目は充血し、潤んでいるように見える。

　トップランク社は「男。神話。ザ・モンスター」と記して、Xとインスタグラムに写真を紹介。「パンチを予見する男」の異名を取る福田氏の撮影した写真であると伝えた。チェックした海外ファンも「これはマジで最高の写真だ!!」などと大興奮だ。

「みんながボクシングに夢中だ」
「怪力無双」
「ザ・モンスターだ」
「こんな良いボクシングがあったなんて知らなかった」
「イノウエは史上最高の日本人ボクサーだ」
「イノウエは気合いを見せ、1度倒されても、気を引き締めてやるべきことをやった」
「イノウエは史上最高だ」
「モンスター!!」
「史上最高のボクサーの1人だ！　すべてのアクション！」

　初回にプロ初ダウンを喫してなお、強さが際立ったモンスター。決着の瞬間は34年ぶり東京Dボクシング興行に相応しいものとなった。