兄・尚弥に「最高のバトンを渡す」 東京D興行を彩る井上拓真がV2宣言「何もさせずにKOで勝つ」
2度目の世界挑戦の石田「結果で見せたい」
同興行では、同門のWBO世界同級5位・武居由樹が王者ジェイソン・マロニー(オーストラリア)に世界初挑戦する。同級は4日に西田凌佑(六島)がエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に判定勝ちし、王座奪取に成功。日本ジム所属選手99人目の世界王者になった。WBC王座には中谷潤人(M.T)が君臨しており、武居が勝てば全4つのベルトを日本人が独占することになる。
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バンタム級の活況ぶりについて拓真は「凄く良い感じに盛り上がっているので、明日は自分もしっかりといい結果を残したい」と刺激を受けた様子。西田の試合も映像で見たといい、「距離も良かったし、気持ちも強かった。良い選手だと思った」とIBF新王者の印象を述べた。
2017年10月以来2度目の世界挑戦で悲願の王座奪取を狙う石田は、19年春など過去2回大橋ジムへ出稽古。尚弥、松本亮とスパーリングをし、拓真も動きを見ていた。王者と対峙した印象は「体格も想定内。特に何も感じなかった」と淡々。「明日全て分かることなので、今どうこう言うつもりはない。結果で見せたい。リングに上がったら一緒なので王座だけを見てバチバチ行きたい」と力を込めた。
○…興行はAmazon プライム・ビデオにて「Prime Video presents Live Boxing」の第8弾として独占生配信される。井上兄弟と武居のほか、WBA世界フライ級王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が同級3位・桑原拓(大橋)と初防衛戦を予定。同じ興行で世界戦4試合は国内史上最多の規模となる。
(THE ANSWER編集部)