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尚弥VSネリ興行で「一番、目立つ気持ち」 セミを任された世界初挑戦の武居由樹「バチッと勝つ」

ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われる。4日は神奈川・横浜市内で会見が開かれ、世界初挑戦の同級5位・武居由樹(大橋)、2度目の防衛を狙う同級王者ジェイソン・マロニー(オーストラリア)らが出席。34年ぶりの東京Dボクシング興行へ、心境やコンディションなどを明かした。戦績は27歳の武居が8勝(8KO)、33歳のマロニーが27勝(19KO)2敗。

タイトルマッチに向けた会見に臨んだ武居由樹(右)とジェイソン・マロニー【写真:荒川祐史】
タイトルマッチに向けた会見に臨んだ武居由樹(右)とジェイソン・マロニー【写真:荒川祐史】

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 ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が6日、東京ドームで行われる。4日は神奈川・横浜市内で会見が開かれ、世界初挑戦の同級5位・武居由樹(大橋)、2度目の防衛を狙う同級王者ジェイソン・マロニー(オーストラリア)らが出席。34年ぶりの東京Dボクシング興行へ、心境やコンディションなどを明かした。戦績は27歳の武居が8勝(8KO)、33歳のマロニーが27勝(19KO)2敗。

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 真っ黒に日焼けした武居は、落ち着き払った表情でマイクを握った。「足立区から来た大橋ジムの武居です」と冒頭に恒例の自己紹介。「いつも通り研ぎ澄ませてこられた。あと2日、しっかり気を抜かず、楽しみながら迎えたい」と普段通りを強調した。にこやかな表情を浮かべるマロニーと壇上で握手。冷静な眼差しで王者と向き合った。

 元K-1世界王者の武居は21年3月にボクシングデビューすると、8勝(8KO)の連続KO勝ちを続けてきた。K-1とボクシングで世界王者になれば日本初の偉業。デビューから全勝全KOで世界戴冠すれば、17年5月にWBC世界フライ級王座に就いた比嘉大吾(13試合)以来、日本人2人目の快挙だ。

 メインイベントは、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)の歴史的一戦。34年ぶりに東京Dでボクシング興行が開催される。武居はセミファイナルを任された。「大きい舞台。自分が一番目立つぐらいの気持ちでバチッと勝ちたい」。主役を食うぐらいの意気込みだ。

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