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ジャンボ尾崎の助言で「100点満点」 12年ぶりVへ、34歳・木戸愛が2位発進で漂わせる復調気配

女子ゴルフの国内ツアー・パナソニックオープンレディースは26日、千葉・浜野ゴルフクラブ(6669ヤード、パー72)で開幕し、1イーグル、6バーディー、ノーボギーの64で回ったツアー通算1勝の木戸愛が8アンダーで2位発進した。今オフから“ジャンボ尾崎”に師事する34歳。「チャレンジャーなんだから積極的に」という助言を胸に、首位と1打差の好スタートを切った。

8アンダーで2位発進した木戸愛【写真:Getty Images】
8アンダーで2位発進した木戸愛【写真:Getty Images】

パナソニックオープンレディースが開幕

 女子ゴルフの国内ツアー・パナソニックオープンレディースは26日、千葉・浜野ゴルフクラブ(6669ヤード、パー72)で開幕し、1イーグル、6バーディー、ノーボギーの64で回ったツアー通算1勝の木戸愛が8アンダーで2位発進した。今オフから“ジャンボ尾崎”に師事する34歳。「チャレンジャーなんだから積極的に」という助言を胸に、首位と1打差の好スタートを切った。

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 師匠の言葉を体現した。前半10番パー4。木戸は149ヤードから放った第2打を4メートルに寄せた。しっかり沈めてバーディー発進。さらに3つ、後半も2つ伸ばした。見せ場は最終18番パー5。205ヤードから第2打を3メートルに付けてイーグル。「ショットもパットも良いリズムでできた。100点満点」と胸を張った。

 今オフから“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司に指導を受けている。2012年に初優勝を挙げて以降は勝利から遠ざかり、19年にはシード権も喪失した木戸。「チャレンジャーなんだから積極的に」と助言を受けた。その言葉を胸に刻んでプレー。「振ることを大切にしていて距離も伸びた。良い方向に向かっている」と表情は明るい。

 今季は8戦中4戦予選落ちと苦戦しているが、前週は今季最高の18位と上り調子だ。今大会はジャンボ尾崎の息子・智春氏が初めてキャディーを務め、ラウンド中にも後押しを受けた。

 昨年12月には元プロレスラーの父・修さんが亡くなった。だからこそ、思いは強い。

「強い気持ちで頑張りたい」

 12年ぶりの優勝へ、首位とは1打差と復調気配。昨季は4位で「ホールロケーションが好き」と話すお気に入りのコース。確かな手応えを胸に攻めのゴルフを貫く。

(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)


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