村田諒太陥落は「BOX界今週の悲報」 米メディア「誇大広告通りならないことある」
ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチでロブ・ブラント(米国)との2度目の防衛戦で敗れた村田諒太(帝拳)。フルラウンドを戦い抜いた末、0-3の判定負けを喫したが、米メディアでは「ボクシング界今週の悲報」に選出。「時として誇大広告通りにいかないことがある」と本命視されていた正規王者のよもやの完敗ぶりに驚きを示している。
米メディアも村田有利予想も…ブラント戦に敗戦に驚き「ボクシング界今週の悲報」
ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチでロブ・ブラント(米国)との2度目の防衛戦で敗れた村田諒太(帝拳)。フルラウンドを戦い抜いた末、0-3の判定負けを喫したが、米メディアでは「ボクシング界今週の悲報」に選出。「時として誇大広告通りにいかないことがある」と本命視されていた正規王者のよもやの完敗ぶりに驚きを示している。
今週のボクシング界の総括企画を行ったのは米スポーツ専門誌「スポルティングニュース」電子版だった。
記事では、6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)が2年ぶりに米国で防衛戦を行うことを明かしたことを「ただのお金目当て」と批判し、このニュースとともに村田の敗戦が「今週の悲報」に分類されている。米メディアでも戦前勝利が予想されていた日本人王者の陥落について「時として誇大広告通りにいかないことがある」と見出しを打って特集した。
「土曜日の対戦に際して、プロモーターのボブ・アラムはムラタを絶賛していたし、それに相応しいものだった。彼は2012年に五輪で金メダルを勝ち取っていた。そして、2017年5月の物議を醸した判定の分かれた一戦を乗り越えた。ムラタはリング上で楽勝に思えた。14勝のうち、11勝はノックアウト勝利だった。ブラント戦勝利とゲンナジー・ゴロフキンとの対戦は迫っていた」