村田諒太、完敗後の“8分20秒”の全コメント「相手が速くて、当たらなかった」
プロモーターは再戦示唆も「ちょっと今は考えられないですね」
――過程の話だが、(プロモーターの)ボブ・アラム氏は日本で再戦させたいと話していた。
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「再戦を要求するような内容じゃなかったと思いますし、完敗だったので、それはボクの都合で言えることじゃない。そこは言及する必要はないかなと」
――アラム氏はブラント陣営から再戦OKの返事を受けたと話していた。
「ちょっと今はあまり考えられないですね」
――心の中で一番占めている感情は。
「負けたなと。完全に負けたなと。実力不足だったなと、そういう気持ちですかね」
――相手のパンチは? 効いたパンチは?
「一発で効いたというより、蓄積していったので、11ラウンドとかはふらつきましたし、蓄積の面ではありました」
――距離感は?
「距離がどうより、右を完全に読まれていたので、うまく戦われたという印象ですね」
――初回から感じた?
「思ったより(ブラントが)速かったというのが正直なところ。もうちょっと遅いかなとか、スタミナ切れるのが早いかなと思ってたんですけど、自分の消耗もあったし、パンチがいくら相手が疲れてても読まれていたら効かないし、自分もワンツーからボディーしか打てない選手だし、自分のボクシングの幅のなさを痛感した試合になりました」
――これから試してみたいスタイルはありますか?ワンツーからボディー以外で
「これだけ大きな舞台を作ってもらって、負けて、じゃあ次は、という気持ちにはなれないですね」
――調整の過程は?
「非常にいいコンディションでできてましたし、練習自体も100%やってきたんで、追い込みもしっかりやってきた。今までで一番いい追い込みができたと思ってますし、その過程においては何の後悔もない。内面と向き合う時間がいっぱいあって、その過程が非常に大事だった。それがいい時間だった」
――エンダムとの初戦での負けと違う意味を持つ?
「そうですね。完全に今日は負けたんで、それは全く違う感じですね」
――今後についてはしばらく休んでから考える?
「そうですね。そんなすぐに答えが出ることじゃないと思います」
(THE ANSWER編集部)