なぜ、彼は跳んだのか… 仏名手の“背面股抜きショット”に海外仰天「ええぇっ!?」
男子テニスのヨーロピアン・オープンは18日、シングルス2回戦で世界ランク38位のガエル・モンフィス(フランス)が同75位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)を6-4、3-6、6-4で下し、8強進出。最も沸かせたのは第2セットの“ジャンピング背面股抜きショット”だ。テニス界屈指のファンタジスタが驚異の身体能力を発揮した瞬間をATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで公開し、海外ファンに「ええぇっ!?」「これは見たことない」「これ以上に難しいショットある?」と喝采が起こっている。
超人モンフィスが“ジャンピング背面前抜きショット”に喝采「これは見たことない」
男子テニスのヨーロピアン・オープンは18日、シングルス2回戦で世界ランク38位のガエル・モンフィス(フランス)が同75位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)を6-4、3-6、6-4で下し、8強進出。最も沸かせたのは第2セットの“ジャンピング背面股抜きショット”だ。テニス界屈指のファンタジスタが驚異の身体能力を発揮した瞬間をATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで公開し、海外ファンに「ええぇっ!?」「これは見たことない」「これ以上に難しいショットある?」と喝采が起こっている。
なぜ、こんなプレーができてしまうのか。答えはモンフィスだから。そうとしか言いようがないようなプレーを演じた。
第2セットのツォンガのサービスゲーム。ストローク戦となり激しく打ち合うが、機を見てモンフィスがネットプレーに出た。これに対し、ツォンガががら空きの後方を狙ってロブショットを放つ。すかさず走り、ボールに追いついたが、ネットには背を向けたまま。そして次の瞬間だ。
バウンドに合わせて踏み切り、バネのような柔らかさで跳び上がると、股下からボールを一閃。なんと背面によるジャンピングで股抜きショットを演じてみせたのだ。これにはラリー中にも関わらず、場内はどよめき。綺麗に相手コートに返すと、最後はツォンガのショットがアウトになり、モンフィスのポイントになった。
これには会場も拍手喝采。何よりも印象的なのは、観客に笑みがこぼれていることだ。当の本人もしてやったりといった表情で笑顔。わざわざジャンピングを加えなくても股抜きはできそうなものだが、そこはモンフィスだ。さすがのエンターテイナーぶりを発揮し、喜ばせてみせた。