村田諒太がベガスを「思い出の地」と語る理由 「感慨がある。色々と思い出しますね」
体格で上回る王者のファイトプランは明確
戦いのプランも描けている。ブラントを体格で上回る村田は、これまでと同様にじわりじわりと詰め寄り、距離を詰めて戦う予定だと明かした。「プレッシャーをかけて、パンチ打ち込んで、相手は距離取りたがるでしょうが、今までの戦い方が通用するかしないかだけ。やることは決まっている」と積み重ねてきたものへの自信をのぞかせた。
対戦相手のブラントはフルラウンド戦うことを想定していたが、それを伝え聞いた村田も「そうなってもいいんじゃないですか。僕もどういう展開になってもいいように練習してきた。あとは土曜日の夜に出すだけ。今さら何がどうとかはないですね」ときっぱり。準備は整っているということだ。
勝利すれば、かねてから対戦を待望していたゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)ら、ミドル級戦線のトップランカーとの対戦への道が拓ける一戦。最強の挑戦者を、縁の深い“聖地”で返り討ちにする。
(THE ANSWER編集部)