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村田諒太、挑戦者ブラントはフルラウンド勝負希望 「状態は非常にいい。12R戦える」

ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)が米ラスベガスで同級3位ロブ・ブラント(米国)と2度目の防衛戦(日本時間21日午前11時、DAZN独占生中継)に挑む。両者は17日(日本時間18日)、現地で公開練習を行い、28歳の挑戦者はフルラウンドの打ち合いを希望。「一発当ててびっくりさせたい」と王座奪取に意気込んだ。

村田諒太とラスベガスで対戦するロブ・ブラント【写真:編集部】
村田諒太とラスベガスで対戦するロブ・ブラント【写真:編集部】

指名挑戦者のブラントは王座獲得へ全力「先は考えていない」

 ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)が米ラスベガスで同級3位ロブ・ブラント(米国)と2度目の防衛戦(日本時間21日午前11時、DAZN独占生中継)に挑む。両者は17日(日本時間18日)、現地で公開練習を行い、28歳の挑戦者はフルラウンドの打ち合いを希望。「一発当ててびっくりさせたい」と王座奪取に意気込んだ。

 指名挑戦者が不気味さを漂わせた。23勝(1敗)のうち16KOとパンチ力を誇るが、「コンディションは非常にいいので、12ラウンド戦える。判定までいっても勝つことを考えている。一発当ててびっくりさせたいね」と虎視眈々と王座奪取を狙っている。

 自身にとっても「夢みたい」と語る、ラスベガスでのタイトルマッチ。村田については「オリンピックでも金メダルを獲って、プロでもベルトを獲っている。ジャブもいいし、右ストレートもいい」と賛辞を並べつつ、この一戦に全力投球を誓った。

 村田にとっては次戦以降の対戦相手も焦点となる中で、「先はあまり考えていない。ベルトを獲る事が先。ほかのチャンピオンもいるが、まずはこの試合のことだけです」ときっぱりと言い切った。

 相手へのリスペクトを欠くことなく、終始謙虚で冷静な受け答えに終始したブラント。ここまでビッグネームとの対戦はないが、堅実な試合ぶりで、村田にとっては過去最強とも目される相手。決して侮れないチャレンジャーだ。

(THE ANSWER編集部)

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