敵地エンゼルスとのオープン戦に「2番・DH」で出場

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日（日本時間27日）の敵地エンゼルス戦に「2番・DH」で先発出場。初回の打席に入る際、古巣でもあるエンゼルスタジアムで異例ともいえる“サプライズ演出”が行われ、観客の喝采を浴びた。ネット上の日本人ファンからは「エンゼルスいいチームすぎる」「泣いてしまった」など感動の声が上がっている。

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　先頭打者のベッツが倒れ、1死走者なしで迎えた大谷の打席。一度はバッターボックスに入り、先発シルセスの投球を待ったが、球審がタイムをかけた。バックスクリーンと左翼席後方の大型ビジョンには大谷の昨季の活躍をまとめた動画とMVPを称える画像が映し出され、大谷だけでなく、エンゼルスの選手たちも見守った。改めてMVP受賞の紹介と「ショウヘイ・オオタニ」のコールがされると、大谷はヘルメットを脱いで一塁側、三塁側のスタンドに向かってそれぞれ一礼。スタンドの観客も拍手喝采で、昨季まで所属していたスーパースターを温かく出迎え、もてなした。

　これにはネット上の日本人ファンからも感動の声が上がっている。

「エンゼルスいいチームすぎる。大谷さんが一度打席外したところがまた感慨深い」
「この打席での演出は粋すぎる」
「なにこの高揚感　大谷さんへの演出から何から何までエンゼルス最高やん大好き」
「大谷さんを　よくわかっているエンゼルスの演出が素敵だね」
「ブーイングも覚悟したけど…　エンゼルス球団とエンゼルスファンの温かい歓迎っぷりに泣いてしまった　愛されてるなぁ、大谷さん」
「エンゼルスのサプライズ演出にそれを見つめる大谷さんの表情、拍手で迎える観客もみんな温かい」
「大谷ふつうに歓迎されてええやん」
「粋すぎるでしょ　大谷くんの表情と解説とエンゼルスファン見てたら目がじわあってなってしまった」

　温かく迎えられた第1打席はシルセスの前に三振を喫した大谷。それでもスタンドからは大きな歓声が上がっていた。