井上尚弥は「別次元にいる」 テテ勝利も英記者評価不変「勝機あると思う人いる?」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦は13日(日本時間14日)、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)が同級6位ミーシャ・アロイヤン(ロシア)を判定で破り、準決勝進出を決めた。地元ロシア出身のアロイアンを圧倒できなかった“11秒KO男”に、英国人記者は「イノウエ相手に勝機があると思う人はいるのだろうか?」と疑問視。WBA同級世界王者の井上尚弥(大橋)には敵わないと分析している。
V候補の一角テテ初戦突破も“モンスター推し”変わらず「現時点で別次元」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級1回戦は13日(日本時間14日)、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)が同級6位ミーシャ・アロイヤン(ロシア)を判定で破り、準決勝進出を決めた。地元ロシア出身のアロイアンを圧倒できなかった“11秒KO男”に、英国人記者は「イノウエ相手に勝機があると思う人はいるのだろうか?」と疑問視。WBA同級世界王者の井上尚弥(大橋)には敵わないと分析している。
12ラウンドで挑戦者アロイヤンを沈めることができなかったテテ。WBSS公式ツイッターは「この男も勝ち上がった! ゾラニ・テテがアロイアンに判定勝ち。WBOタイトルを防衛し、WBSSシーズン2の準決勝に進出」と速報したが、海外の専門家をバンタム級最強と納得させることはできなかったようだ。
井上に続き、テテがWBSS初戦突破した一報を受け、英地元誌「ボクシング・マンスリー」などで執筆する英国人記者、リー・ゴームリー氏は「テテがイノウエ相手に勝機があると思う人間はいるのだろうか?」とツイート。「The Monster」の異名を取る、井上の強さは揺るがないとみているようだ。
井上は初戦で元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)に初回70秒KO。一度もKO負けのない猛者を閃光のワンツーで沈め、米リング誌の最新PFPも6位に上昇したばかり。一方、テテはWBAスーパー王者のライアン・バーネット(英国)と世界5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)の勝者と準決勝を戦う。
ボクシングファンからの反応に、ゴームリー記者は強烈な井上推しを展開した。