東レ、藤井直伸さん命日に勝てず ファイナル進出は次週へ、高橋健太郎「悲観的な人はいない」【Vリーグ男子】
バレーボールのV1リーグ男子レギュラーラウンドが10日、東京・アリーナ立川立飛などで行われ、今季6位の東レアローズが同7位の東京グレートベアーズに2-3(20-25、25-21、26-28、25-20、8-15)で敗れ、ファイナルステージ(FS)進出決定は持ち越しとなった。
バレーボールVリーグ1部
バレーボールのV1リーグ男子レギュラーラウンドが10日、東京・アリーナ立川立飛などで行われ、今季6位の東レアローズが同7位の東京グレートベアーズに2-3(20-25、25-21、26-28、25-20、8-15)で敗れ、ファイナルステージ(FS)進出決定は持ち越しとなった。
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最終セット冒頭、敵地に乗り込んだ東レの日本代表・高橋健太郎が相手エース・柳田将洋のアタックをブロックした。流れを掴んだかと思われたが、直後に4連続失点。15点マッチの短時間で流れを取り戻せなかった。高橋は前日の10得点に及ばない1アタック、5ブロック。「決めるところで決め切るエースもいる。正直、強かった」と相手を称えた。
この日は日本代表や東レで活躍し、1年前に他界した藤井直伸さんの命日。試合前に両チームで黙祷した。リベロの渡辺俊介は「藤井のことを思い出す日なので勝ちたかった」と悔しさを吐露。6位のまま、残すは16、17日にVC長野との2試合(静岡・香陵アリーナ)だけだ。5年ぶりのFS進出へ、高橋は「誰も悲観的な人はいない。僕たちのバレーボールをやって勝ち上がればいいだけ」とホームの大一番を見据えた。
(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)