井上尚弥は「間違いなくビースト」 10階級上の英重量級猛者も絶賛「KOし続けている」
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦(横浜アリーナ)で元WBA同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を衝撃の70秒でKOした。全世界120か国で中継された秒殺劇の余波は広がり続けている中、英国重量級の猛者も「間違いなくビースト」と脱帽している。
軽量級離れした破壊力をライトヘビー級タイトル挑戦者も称賛
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦(横浜アリーナ)で元WBA同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を衝撃の70秒でKOした。全世界120か国で中継された秒殺劇の余波は広がり続けている中、英国重量級の猛者も「間違いなくビースト」と脱帽している。
英衛星放送「スカイスポーツ」の人気ボクシングポッドキャスト「Toe2Toe」にゲスト出演したのは、IBF世界ライトヘビー級7位のカラム・ジョンソン(英国)だった。
WBSSバンタム級大会について「すごくタフな大会に見えますが?」と質問されると、ジョンソンは「そうだね。イノウエは間違いなくビーストだ。彼は過去2戦はいずれも2分以上相手が持たなかった、そうだよね? 彼は人々をノックアウトし続けている」と脱帽した。
ジョンソンは10月6日に米・シカゴで行われた同級世界王者アルツール・ベデルビエフ(ロシア)とのタイトルマッチでKO負けを喫したが、それまでキャリア17戦無敗だった。10階級上の実力者からも“野獣”の認定を受けた井上はボクシング界で最も権威を持つ米誌「リング」のパウンド・フォー・パウンド最新版でも6位にランクアップしたばかり。
難敵パヤノ相手の秒殺劇で、世界のボクサーからの最敬礼を受ける存在となっている。
(THE ANSWER編集部)