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井上尚弥、「惑星NO1」とWBSS代表が絶賛した超破壊力「パヤノは強い。なのに…」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦(横浜アリーナ)で元WBA同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を衝撃の1回70秒KOで勝利を収めたWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。120か国で中継されたWBSSシーズン2の開幕戦で演じた戦慄の勝利の余韻は冷めやらないが、WBSSのプロモーター、カレ・ザワーランド氏はパヤノ戦後に「THE ANSWER」の単独取材に応じ、「明確にノックアウト・オブ・ザ・イヤーだ」と認定している。

WBSSプロモーターのザワーランド氏も井上を絶賛している【写真:荒川祐史】
WBSSプロモーターのザワーランド氏も井上を絶賛している【写真:荒川祐史】

プロモーター・ザワーランド氏が単独インタで“新異名”命名「まさにKOマシーン」

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦(横浜アリーナ)で元WBA同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を衝撃の1回70秒KOで勝利を収めたWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。120か国で中継されたWBSSシーズン2の開幕戦で演じた戦慄の勝利の余韻は冷めやらないが、WBSSのプロモーター、カレ・ザワーランド氏はパヤノ戦後に「THE ANSWER」の単独取材に応じ、「明確にノックアウト・オブ・ザ・イヤーだ」と認定している。

 横浜アリーナを埋め尽くした超満員の観衆も何が起きたの理解できなかった。開始1分、攻勢に出る難敵パヤノを牽制していた井上は、左ジャブからの右ストレートでドミニカの猛者の顎を射抜いた。スローモーションのように大の字に倒れ込むパヤノ。キャリアで一度もKO負けを喫したことがないタフガイを70秒間で倒した。

「横浜にやってきた観客、そして、世界中の視聴者が目の当たりにしたボクシングは世界最高レベルです。2018年のノックアウト・オブ・ザ・イヤーに相応しい。今季、ほかのビッグマッチと比較しても、明確です。間違いなく最優秀ノックアウト賞です」

 こう振り返ったザワーランド氏。井上も変則サウスポーのパヤノ相手に手こずるのではと戦前予想していた同氏も「The Monster」の異名通りの秒殺劇に脱帽するしかなかった。

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