井上尚弥がWBSSの価値を高める! 仕掛け人激白「新型のタイソン」「脱帽しかない」
「長い試合の方が好ましい。しかし、結果的には魅力を高めることに」
「あそこまでのスピードは見ることがない。マイク・タイソンのスピードだ。パンチャーとしては世界最高でしょう。若き頃のタイソンを思い出しました。日本の人々におめでとうと言いたい。皆さんには新型のマイク・タイソンがいるのだから。イノウエは世界中のボクシングファンの想像を掻き立てている。試合後のソーシャルメディアを見ましたか?とんでもない盛り上がりを見せている。あれはもう爆発です。センセーショナルですよ」
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たった一回のワンツーで、KO負けの経験が一度もなかった難敵パヤノをリングに沈めた井上。全盛期には異次元の強さでノックアウトを重ねたタイソンを彷彿とさせる、スピードとフィニッシュの鋭さとザワーランド氏は語っていた。
衝撃的なKO劇を120か国のボクシングファンが目撃。モンスターフィーバーの高まりから、ツイッターの世界のトレンドには「Naoya Inoue」の文字が躍り出るほど。それだけ井上の戦いぶりは衝撃的だった。
「我々にとっても、中継するテレビにとっても、もちろん長い試合の方が好ましい。しかし、今日のような試合が、結果的に何倍もWBSSのコンテンツとイノウエの魅力を最終的に高めることになったと思います。世界中の人々は中継を見た後もソーシャルメディアでビデオクリップを見ることになります。この試合は何度も見ざるを得ない。70秒なので繰り返して見てしまう。今回のイノウエ戦は抗えない魅力を持つ、キラーコンテンツになったと思います。実質的に最初に放ったパンチで元世界王者をノックアウトしてしまったのですから。破壊的かつ、魅惑的。モンスターに脱帽するしかありません」
プロモーター、そして、テレビ局泣かせの秒殺劇。一方で、世界が目撃したあまりに衝撃的な強さがモンスターのみならず、決戦の舞台となったWBSSの価値もさらに高めたと分析。「Naoya Inoue」の名前と共に、WBSSの認知度もさらに世界へ広がったと確信しているようだ。
(THE ANSWER編集部)