“世間の敵No.1”レンドンの物議発言を擁護する米記者が出現 根拠は「労働者の10人に4人が…」
「試合が多すぎる」発言も他選手の発言を紹介して擁護
レンドンの発言が批判の対象になったのはこれが初めてではない。1月には米国のフリーランス記者ジャック・ビタ氏のポッドキャスト番組に出演し「試合が多すぎる」との発言が問題視されていた。しかし、ライマー記者は2018年にアンソニー・リゾ内野手(当時カブス)が「野球をプレーしすぎていると思う」との発言を紹介し、このように指摘した。
「レンドンに対する怒りのリアクションにもかかわらず、2022年の米スポーツメディア『ジ・アスレチック』のアンケートによると、半数を少し上回るファンがMLBシーズンを短くしたいと希望していることが分かっている。リゾとレンドンの考えは明らかに唯一の存在というわけではないのだ」
記事では、負傷のせいで選手の出場試合数が減少傾向にあると説明。「1998年に30球団にリーグが拡大されて以降、120試合以上出場した野手は13.2%減、25試合以上先発した投手は24.8%減」「しがたって、より短く、より休日の多いシーズンが選手のプレー時間を増やすだろうと考えるのは、常軌を逸してはいないだろう」とした。
ナショナルズ時代の2019年に打点王を獲得したレンドンは、そのオフに7年総額2億4500万ドルという巨額契約でエンゼルス入り。新型コロナ禍による短縮シーズンとなった2020年こそ60試合中52試合に出場したものの、4年間でたった200試合にしか出場していない。「将来、もしシーズンの短縮化が実現すれば、これらのコメントは、レンドンをのけ者ではなく予言者ように見せるだろう」と記事は結ばれていた。
(THE ANSWER編集部)