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“世間の敵No.1”レンドンの物議発言を擁護する米記者が出現 根拠は「労働者の10人に4人が…」

米大リーグのエンゼルスで5年目を迎えたアンソニー・レンドン内野手は、負傷続きで2019年オフに結んだ7年総額2億4500万ドル(約368億円)という期待に応えられずにいる。19日(日本時間20日)の春季キャンプ初日に報道陣の取材に応じた際には「野球は仕事」「最優先事項ではない」と、自らの信条を口にし、批判の対象にされていたが、米記者は「仕事が極めて重要だと思っているのは労働者の10人に4人だけ」などとデータを基にレンドンを擁護している。

アンソニー・レンドン【写真:ロイター】
アンソニー・レンドン【写真:ロイター】

「世間の敵No.1」レンドンに味方が出現

 米大リーグのエンゼルスで5年目を迎えたアンソニー・レンドン内野手は、負傷続きで2019年オフに結んだ7年総額2億4500万ドル(約368億円)という期待に応えられずにいる。19日(日本時間20日)の春季キャンプ初日に報道陣の取材に応じた際には「野球は仕事」「最優先事項ではない」と、自らの信条を口にし、批判の対象にされていたが、米記者は「仕事が極めて重要だと思っているのは労働者の10人に4人だけ」などとデータを基にレンドンを擁護している。


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 米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」は「世間の敵No.1のアンソニー・レンドンはMLBとその日程について良い指摘をしている」との見出しで、ザッカリー・ライマー記者の署名記事を公開。レンドンが報道陣の取材に対し「私にとってそれ(野球)は最優先事項ではなかった」「この仕事よりも、私の信じているものや家族が第一だ」と語った内容は間違っていないとし、このように指摘した。

「信仰と家族が第一で仕事が第二。それを問題に感じる人は本当にいるか? 不快に思う人がいるのだろうか? 仕事を第二に置いているのは珍しいことではない。米シンクタンクのピュー研究所によると、自分のアイデンティティにとって仕事が極めて重要だと思っているのは、労働者の10人に4人しかいないのだという。世代差もあり、30歳~49歳の労働者ではたった45%しか仕事が充実していると感じていない。レンドンは標準的だということだ」

 ライマー記者は「30代の平均的な人物よりもずっと多くの給料を貰っているのだから、レンドンは仕事を愛するべきだとあなたが主張するのであれば、それはただあなたの考えを投影しているだけだ」とバッサリ。「あなたが野球選手であれば最高だろうと思うからといって彼にも同じことを願うかもしれない。しかし、あなたはレンドンではないのだ」と主張した。

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