こんな盗塁死見たことない!? 敵選手と“愛の抱擁”に米歓喜「奇妙だ」「史上最高」
米大リーグのプレーオフ地区シリーズで二盗を試み、アウトになると諦めた選手がそのまま相手遊撃手と“愛の抱擁”を交わす珍事が発生。なんとも奇妙なシーンをMLBなどが動画付きで公開し、米ファンに「プイグが嫌いな人とは友達になれない」「奇妙だ」「史上最高」と熱視線を集めている。
ドジャースの人気者が珍行動で魅了「プイグが嫌いな人とは友達になれない」
米大リーグのプレーオフ地区シリーズで二盗を試み、アウトになると諦めた選手がそのまま相手遊撃手と“愛の抱擁”を交わす珍事が発生。なんとも奇妙なシーンをMLBなどが動画付きで公開し、米ファンに「プイグが嫌いな人とは友達になれない」「奇妙だ」「史上最高」と熱視線を集めている。
米ファンの視線を釘付けにしたのは、ドジャースのヤシエル・プイグ外野手だ。5日(日本時間6日)のブレーブス戦、3-0とリードした6回1死一塁の場面、一塁走者の背番号66が動いた。
カウント2-1からの4球目だった。投手トゥーサンの変化球はわずかに外れた。すると、意表を突くように、やや遅れたタイミングでスタートを切った。これに気づいた捕手スズキがすかさず二塁に送球。無駄のない動きで遊撃手カルバーソンに届いたが、プイグはまだ二塁ベース遥か手前。悠々アウト――。そう思った次の瞬間だった。
観念したプイグはスライディングすることなく、カルバーソンにそのまま抱きついた。それも熱く……。もちろん、判定はアウト。カルバーソンは何をやっているんだとばかりに軽く頭を叩くと、プイグはすごすごとベンチに駆けて行った。プイグといえば、陽気なキャラクターと破天荒なプレーで大人気を誇っており、さすがの振る舞いだ。
ツイッター上では、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLBアカウントは「MLBポストシーズン・ハグ続編:ザ・キス」とワイルドカードゲームでカブスのバエズとロッキーズとアレナドが演じたハグの続編と紹介し、米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」は「プイグが魅了し続ける」、MLBはキスの顔文字とともに動画付きで公開した。
それぞれの投稿には、米ファンから熱視線が注がれている。
「プイグが嫌いな人とは友達になれない」
「元同僚との素晴らしいキス」
「奇妙だ」
「史上最高」
「スライディングしていればセーフだった」
「元同僚との友情のキスだ」
「大好きだ!」
「投稿してくれてありがとう」
このように大反響を呼んでいた。ワールドチャンピオンを目指した真剣勝負の中にも時々、ユーモアを垣間見せる。それも、メジャーの一つの魅力かもしれない。
(THE ANSWER編集部)