遠すぎた歓喜の輪… 劇勝後の“30秒遅れの祝福”に米笑撃「なぜこんなに時間が…」
米大リーグのプレーオフ地区シリーズで、サヨナラ打を放った同僚を祝福しようとドリンクバケツを持って飛び出した選手が、遠く離れたライトでできた歓喜の輪に30秒以上も乗り遅れ、しかも別の選手にドリンクをかけてしまうというシュールな事態が発生。
外野にできた歓喜の輪に乗り遅れ…しかも他人にかける珍事が話題
米大リーグのプレーオフ地区シリーズで、サヨナラ打を放った同僚を祝福しようとドリンクバケツを持って飛び出した選手が、遠く離れたライトでできた歓喜の輪に30秒以上も乗り遅れ、しかも別の選手にドリンクをかけてしまうというシュールな事態が発生。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が“遠すぎた祝福”の一部始終を動画付きで公開し、「なぜこんなに時間がかかったのか」と笑撃とともに伝えている。
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歓喜の場面、いたずら心でベンチを飛び出した。しかし、その瞬間、グラウンドには予期せぬ光景が広がっていた。まさかの行動で話題を呼んでいるのは、ブルワースのエルナン・ペレスだ。4日(日本時間5日)のロッキーズ戦、2-2のまま突入した息詰まる延長戦は10回にマイク・ムスタカスのサヨナラ打で決した。
重要な初戦を取り、歓喜のままにベンチを飛び出したブルワーズナイン。お調子者のペレスはドリンクの巨大バケツを手に持って颯爽と駆け出した。殊勲のムスタカスに手荒い祝福を――。ただ、グラウンド上は予想だにしない展開となった。大喜びのムスタカスを中心に歓喜の輪は、ライト付近にできていたのだ。
重たいバケツを持っていくにはあまりに遠すぎる距離。置いて行かれたペレスだったが、諦めなかった。オレンジの巨大バケツを肩に担ぎ、一歩一歩とライトに向かってゆっくりと駆けていく。そして、30秒かけて辿り着いた頃にはもう歓喜もひと段落し、選手たちがベンチに引き揚げてこようとする頃だった。
ようやくやってきたペレス。しかし、殊勲のムスタカスが遅れてきたドリンクシャワーに気づいて、さっと身を引かれ、あろうことか同僚のライアン・ブラウンにほとんどかけてしまったのだ。なんともおちゃめなオチのついたサヨナラ劇となった。