大谷翔平は「素晴らしい仕事をした」 CY賞右腕が絶賛「彼に投げるのはタフだった」
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、右肘靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、成功した。球団が発表した。二刀流復活へ向けて、まずは第一歩を踏み出した。今季対戦したサイ・ヤング賞右腕はその打撃センスを絶賛している。
サイ・ヤング賞右腕・バーランダーが大谷との対戦を振り返った
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、右肘靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、成功した。球団が発表した。二刀流復活へ向けて、まずは第一歩を踏み出した。今季対戦したサイ・ヤング賞右腕はその打撃センスを絶賛している。
1年目を終え、打者としては特大の本塁打を連発し、打率.285、22本塁打、61打点。投手としては160キロ超のストレート、圧巻の落差を誇るスプリット、切れ味抜群のスライダーで衝撃を与えた。右ひじを痛め10試合の登板に終わったが、4勝2敗、防御率3.31と投打に十分なインパクトを残した。
米メディア「スポルティング・ニュース」が圧巻のルーキーイヤーを特集。2011年のMVP&サイ・ヤング賞右腕バーランダー(アストロズ)は大谷との対戦についてこう振り返っている。
「彼の視覚と手の動きはグラフでは示すことができない。挑戦に挑み、素晴らしい仕事をした。彼に投げるのはタフだったし、彼はファールで逃げることができた」
大谷はバーランダーに対して14打数3安打、打率.214と数字上はサイ・ヤング賞右腕に軍配が上がるが、8月25日の対戦では中堅左へ2ランを放った。
「私は彼にリスペクトを抱いていた。初対戦で、2ストライク3ボールから投げたスライダーはほとんどの打者は今まで見たことがないような反応をするが、彼は本当に素晴らしいスイングを見せてきた」