羽生にライバル!? 皇帝が「ユヅルよりも先に4Aを跳べるかも」と推す選手は?
プルシェンコも太鼓判「難しいけど可能性はある」
そうなれば次の目標となるのは、まだ誰も成し遂げていない4回転アクセル。同メディアのインタビューに慎重に答えている。
「徐々に練習しています。ポジティブな方向で前進しています。でもこのことに関しては多く話したくありません。試合で4回転アクセルを披露したい。自信が出てきてプログラムを滑りこんで形が出来てきたら、試してみます」と意気込んでいる。
また別のロシアメディア「R-sports」によると、ドミトリエフのコンサルタントを務めるプルシェンコ氏は以前のインタビューで、「ドミトリエフはもしかしたらユヅル・ハニュウより先に4回転アクセルを跳べるかもしれない。難しいけど可能性はある」と語りながらも「私は自分の目で見たが、ユヅル・ハニュウが行っているアクセルの試みはとても良い。私はもちろんユズル・ハニュウが4回転アクセルを見事に跳んだらとても嬉しい。ユヅは現代でとても優れたフィギュアスケーターだ。ぼくはこれを言うのをやめないよ!」と羽生へのエールも忘れなかった
「sports.ru」はドミトリエフが、今年2月のロシア杯のフリーで4回転アクセルを組み込んだが転倒したことも伝えている。
羽生は8月のトロントの公開練習で「4回転アクセルが一番の目標。今季中にやっておきたい」とコメントしていた。体への負担も大きいとされる4回転アクセル。一番最初に決めるのは誰か――。今季のフィギュア界の関心事の一つとなりそうだ。
(THE ANSWER編集部)