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“世界で最も危険なパンチャー10人”に井上尚弥と選ばれた日本人 米ESPN「彼のパンチは桁違いだ」

米スポーツ専門局「ESPN」は「男子ボクシングで最も危険なパンチを持っているのは誰?」と題した特集記事を掲載。言わずとしれた世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とともに日本人がもう一人掲載されている。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

米スポーツ専門局「ESPN」が特集「男子ボクシングで最も危険なパンチを持っているのは誰?」

 米スポーツ専門局「ESPN」は「男子ボクシングで最も危険なパンチを持っているのは誰?」と題した特集記事を掲載。言わずとしれた世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とともに日本人がもう一人掲載されている。


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 記事はライトヘビー級のアルツール・ベテルビエフ(ロシア=19勝0敗19KO)を筆頭に名だたるハードパンチャー10人が列挙されているが、その2人目に井上が登場した。26戦全勝23KOのモンスターについて「戦いを素早く終わらせる多彩なショットを武器とする、容赦ないボディパンチを持っている。過去16人の対戦相手のうち、終了の鐘を聞いたのはノニト・ドネアだけだったが、イノウエはドネアとの再戦で2回で仕留め、疑いの余地を与えなかった」と振り返った。

「イノウエのパンチ力の基礎は、その非の打ち所がないバランスにある。フルトン戦を終わらせた方法では、その創造性と遂行力において目を見張るものがあった。イノウエはボディにジャブをし、続いて頭に右クロスを決めた。フルトンはキャンバスに向かう中、イノウエの左フックが顔面に直撃した」とスーパーバンタム級初戦となった昨年7月の試合を絶賛。「フルトンは10カウントまでに立ち上がったが、イノウエの殺人本能は彼を逃さなかった」と記した。

 そして、ヘビー級のデオンテイ・ワイルダー(米国=43勝3敗1分け42KO)、ウェルター級のテレンス・クロフォード(米国=40勝0敗31KO)、ライト級のガーボンタ・デービス(米国=29勝0敗27KO)ら世界のファンを沸かせる有名選手に続き、9人目にライトフライ級の寺地拳四朗(BMB)が登場した。

 22勝1敗14KOを誇る寺地。記事では「小柄かもしれないが、彼のパンチは桁違いだ。日本出身の32歳は、過去4回の対戦相手を止めている」と階級で過小評価することなくパンチ力を認め、「目がくらむほどのハンドスピードと、堅固なパンチ技術で108ポンド(ライトフライ級)で強いている。彼はジュニアフライ級を支配し続けており、彼の過去4人の敵は誰も10回に到達していない」と特筆した。

(THE ANSWER編集部)


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