井上尚弥戦は「中盤決着」と予想 タパレスの母国記者が「最初の2Rにかかっている」という理由
タパレス最大の強みとは
アジアではボクシングが盛んな国に入るフィリピン。タパレスはパッキャオや元世界5階級制覇王者ノニト・ドネアほど国内の知名度はないという。ひいき目なしの厳しい論調だが、同国唯一の現役世界王者が持つ最大の強みにも触れた。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
「ボクシングのスキル以上に、ハングリー精神、モチベーションだと思います。もしイノウエに勝てば? 一晩で(人生の)全てがひっくり返ります。彼自身だけでなく、家族、両親、兄弟姉妹たちにとっても全てが変わります。
もし勝てば、確実に再戦が組まれると思っています。そうなれば、彼は無謀なこと(金額)でも要求できます。そしてフィリピンで非常に有名になるでしょう。フィリピンボクシング界の新しい祝福の対象になります。4団体統一王者になるのですから。もちろん、簡単なことではありませんがね」
パッキャオも、ドネアも成し遂げていない4団体統一。同記者は井上優勢としながらも、フィリピン人初の偉業のチャンスを得たタパレスに期待を寄せていた。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro-Muku)