羽生結弦、五輪王者の底力 転倒でもVを海外メディア評価「平昌ぶりに競争力を再現」
フィギュアスケートのオータムクラシックは22日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)が165.91点をマークし、合計263.65点で今季初戦を優勝で飾った。
今季初戦のオータムクラシック、ミスがありながら優勝を飾る
フィギュアスケートのオータムクラシックは22日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)が165.91点をマークし、合計263.65点で今季初戦を優勝で飾った。序盤で鮮やかに決めた4回転など、美しい演技をIOC運営サイト「オリンピックチャンネル」が動画付きで速報するなど、高い注目度の中で決めた優勝。海外メディアも「平昌五輪ぶりに競争力を再現してみせた」と高く評価している。
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五輪連覇王者が、まずは「優勝」という最高の結果とともに新シーズンの第一歩を踏み出した。羽生は憧れのエフゲニー・プルシェンコ氏が演じたナンバーをアレンジした「Origin」のメロディーに乗り、序盤から4回転ループ、4回転トーループを綺麗に着氷。中盤で転倒するなどジャンプにミスがあったが、最後は美しいステップ、スピンで演じ切った。
表情に満足感はなかったが、165.91点をマークし、貫禄の優勝を飾った。オリンピックチャンネル公式ツイッターは「ユヅル・ハニュウがオータムクラシックで優勝!」とつづり、冒頭に決めた4回転など、演技のハイライトを動画付きで公開。美しい演技を世界のファンに紹介していたが、海外メディアも高く評価している。
オリンピックチャンネルは公式サイトでも「ユヅル・ハニュウはフリースケートで敗れるも、オータム・クラシック優勝」と見出しを打って特集。「ユヅル・ハニュウはフリースケートでは敗れるも、オータム・クラシックで優勝を果たした。日本人スターは、平昌五輪ぶりにその競争力を再現してみせた」と勝負強さを評価している。