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大坂なおみ、前後左右の“超絶ラリー”にWTA興奮「言葉が出ない!本当に現実離れ!」

テニスの「東レ パンパシフィックオープン」(アリーナ立川立飛)は22日、シングルス準決勝で世界ランク7位の第3シード・大坂なおみ(日清食品)は同37位のカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-2、6-3で下し、全米オープンから10連勝で決勝進出。凱旋Vに王手をかけた。第1セットには前後左右に揺さぶられながら粘ってポイントを奪った“超絶ラリー”が炸裂。WTAが動画付きで公開し、「言葉が出ない! 本当に現実離れしている!」と絶賛している。

凱旋Vに王手をかけた大坂なおみ【写真:荒川祐史】
凱旋Vに王手をかけた大坂なおみ【写真:荒川祐史】

第1セットに炸裂したスーパープレーをWTAが公開

 テニスの「東レ パンパシフィックオープン」(アリーナ立川立飛)は22日、シングルス準決勝で世界ランク7位の第3シード・大坂なおみ(日清食品)は同37位のカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-2、6-3で下し、全米オープンから10連勝で決勝進出。凱旋Vに王手をかけた。第1セットには前後左右に揺さぶられながら粘ってポイントを奪った“超絶ラリー”が炸裂。WTAが動画付きで公開し、「言葉が出ない! 本当に現実離れしている!」と絶賛している。


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 大坂が会場にこの日一番の熱狂を呼んだ。第1セット、2-2で迎えた第5ゲームだ。ジョルジの強烈で右サイドいっぱいに振られた大坂。次は逆サイドに打ち込まれたが、猛ダッシュで右手一本で拾う。ここで前進してきたジョルジに再び、右サイドにボレーを打たれたが、なんとこれも拾ってみせた。

 大坂が返すたびに大きくなるどよめき。辛うじて放ったロブショットは無人の相手コート奥へ行くと、今度は大坂の番だ。懸命に追いかけたジョルジが返したが、山なりのチャンスボールに大坂が前進し、渾身のスマッシュが炸裂。粘って粘って、最後は最高の形でポイントを奪ってみせた。

 前後左右を駆け抜けたスーパープレーに会場も大興奮となり、大坂に喝采が降り注いだ。超絶ラリーの一部始終をWTA公式ツイッターは「言葉が出ない! 本当に現実離れしている!」という絶賛コメントともに動画付きで速報し、大きなインパクトを与えていた。

 試合後には「今日はとてもよくできた。相手もしっかりと準備して入ってくると思った。波に乗ってしまうと勝つことができない相手。彼女はそういう試合をこなしてきたし、私もベストを尽くして対抗することだけだった」と冷静に振り返った。充実ぶりをコートで示している大坂。凱旋Vに王手をかけた。

(THE ANSWER編集部)


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