宇野昌磨「競技者として戦いたい」 貫禄のSP首位発進で6度目V王手 【全日本フィギュア】
フィギュアスケートの全日本選手権は21日、長野・ビッグハットで男子ショートプログラム(SP)が行われた。連覇と6度目の優勝のかかる宇野昌磨(トヨタ自動車)が104.69点で首位発進。山本草太(中京大)が94.58点の2位で続き、2022年北京五輪銀メダリスト・鍵山優真(オリエンタルバイオ)は93.94点の3位で出遅れた。
フィギュアスケート全日本選手権男子SP
フィギュアスケートの全日本選手権は21日、長野・ビッグハットで男子ショートプログラム(SP)が行われた。連覇と6度目の優勝のかかる宇野昌磨(トヨタ自動車)が104.69点で首位発進。山本草太(中京大)が94.58点の2位で続き、2022年北京五輪銀メダリスト・鍵山優真(オリエンタルバイオ)は93.94点の3位で出遅れた。
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宇野は冒頭から4回転フリップに成功。連続ジャンプを着氷させ、勢いに乗った。会場の熱気に押されるように演技。会心のポーズを決め、演技後はステファン・ランビエールコーチとハグを交わした。キス・アンド・クライで得点を聞くと、2人で笑顔に。堂々の首位で好スタートを切った。
取材エリアでは「皆さん素晴らしい演技でしたし、もちろん優真君の演技も見ていましたし、ジャンプを成功する選手もいれば、失敗しても切り替える選手もたくさんいる。僕も成功を目指したいけど、失敗しても完成されたプログラムを見せることが目標でした」と語り、こう続けた。
「ジャンプの比重を多めに練習した。楽しい練習ではなかったところではあります。目指したいものから離れてしまうけど、その中で上手くいかない時はどうしても難しい。でも、競技者として戦いたいと思った以上、ジャンプも必要ですし、表現力も。ずっと大会が続いた中で凄くよくやったSP
だと思う」
今大会は3枠の世界選手権代表選考会を兼ね、男女シングル優勝者は即内定。男子フリーは23日に行われる。
(THE ANSWER編集部)