リンク内外でファンを笑顔に― 国別対抗、V逸米国のブラウンが日本を祝福
フィギュアスケートの世界国別対抗戦(代々木第一体育館)は22日、日本が3大会ぶり2度目の優勝を飾った。アメリカにとっては3連覇を逃す形となったが、男子シングルの15年全米王者、ジェイソン・ブラウンが日本語で「1位おめでとうチーム日本!」と祝福を寄せた。
米国の15年全米王者、ツイッター日本語で更新「1位おめでとう日本!」
フィギュアスケートの世界国別対抗戦(代々木第一体育館)は22日、日本が3大会ぶり2度目の優勝を飾った。最終種目の女子シングルのフリーでは、三原舞依(神戸ポートアイランドク)が2位、樋口新葉(日本橋女学館高)が3位と健闘。チーム合計109点で、105点の2位ロシア、97点の3位アメリカを抑え、頂点に輝いた。
アメリカにとっては3連覇を逃す形となったが、男子シングルの15年全米王者、ジェイソン・ブラウンが日本語で「1位おめでとうチーム日本!」と祝福を寄せた。
親日家として知られる22歳は、ツイッターに日本語で投稿。上位3位に入った3か国の出場選手との集合写真とともに「チームUSAは、3位!1位おめでとうチーム日本!2位おめでとうチームロシア!」と祝福した。さらに3日間、客席から声援を送ってくれたファンへ向け「おうえんをありがとうございます!」と感謝を述べた。
ブラウンは20日のSPで自己ベストを更新する94.32点で5位、21日のフリーも179.35点で6位と健闘。3連覇を狙ったチームに貢献し、今季最後の公式戦となったSP後には「この2つのプログラムは、これでおしまい。とっても悲し~い!でも、今年のプログラム最後の演技が日本で滑れて良かった!!!」とつづり、日本のファンの心を打っていた。