F1シンガポールGP、強すぎるハミルトンがポール・トゥ・ウイン 年間王者に大きく前進
ハミルトンの強さばかりが目立った決勝、期待されたホンダ勢は結果残せず
前戦のイタリアGPでハミルトンとの差を広げられたベッテルは、シンガポールで是が非でも差を縮めたいところだったが、PPを奪われた上、決勝ではハミルトンより早く仕掛け、15周目でハイパーソフトからウルトラソフトにタイヤを交換してコースに復帰したが、ペースが上がらず、16周目にハイパーソフトからソフトに交換したハミルトンに先にコースインされてしまい、作戦は完全に失敗した。
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ウルトラソフトより硬く、耐久性のあるソフトで残りを走り切る戦略をとったハミルトンを逆転するのは、前に出られなかった時点でほぼ不可能になってしまった。18周目には、同じくハイパーソフトからソフトに履き替えたフェルスタッペンに抜かれて3位に転落。何とかタイヤをもたせて2度目の交換なしで走り切ったものの、表彰台を守るのが精一杯だった。
トロロッソ・ホンダ勢は、ピエール・ガスリー(フランス)が15番手から順位を2つ上げて13位、ブランドン・ハートレー(ニュージーランド)が17番手から出て17位完走とポイント奪取はならなかった。ガスリーは一時9位まで順位を上げ、ハイパーソフトタイヤを27周まで引っ張ったが、ウルトラソフトに履き替えてコースに戻った後はペースが上がらず、他車に前をふさがれる不運もあって14位でフィニッシュ。ロマン・グロージャン(フランス、ハース)がブルーフラッグ(速い車に道を譲るサイン)無視で5秒加算のペナルティーを受けたことで最終結果は13位になった。
エンジンのパワー差が出にくいテクニカルな低速サーキットで、トロロッソには合っていると思われたコースだったが、ポイント争いに絡むレベルまでマシンをもっていけず、大きな課題が残った。ロシアGPをはさみ、ホームの日本GP(10月5日~7日・鈴鹿サーキット)まであと3週間。それまでに、改善が図れるか。
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(THE ANSWER編集部)