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F1シンガポールGP、強すぎるハミルトンがポール・トゥ・ウイン 年間王者に大きく前進

2018年F1グランプリ第15戦、シンガポール・グランプリ(GP)決勝は16日、シンガポールの市街地コース、マリーナ・ベイ・サーキット(1周5.064キロ、61周)で行われ、ルイス・ハミルトン(英国、メルセデスAMG)がポールポジション(PP)から逃げ切って今シーズン7勝目。ドライバーズポイントを281とし、2年連続5回目のチャンピオンに大きく前進した。ポイント2位のセバスチャン・ベッテル(ドイツ、フェラーリ)は3位と表彰台には立ったものの、ハミルトンと40ポイント差とさらにギャップが広がり、5年ぶりの王座奪回はかなり厳しい情勢となった。

ルイス・ハミルトン【写真:Getty Images】
ルイス・ハミルトン【写真:Getty Images】

ハミルトンが圧勝で今季7勝目、2年連続のチャンピオンへベッテルとの差を広げる

 2018年F1グランプリ第15戦、シンガポール・グランプリ(GP)決勝は16日、シンガポールの市街地コース、マリーナ・ベイ・サーキット(1周5.064キロ、61周)で行われ、ルイス・ハミルトン(英国、メルセデスAMG)がポールポジション(PP)から逃げ切って今シーズン7勝目。ドライバーズポイントを281とし、2年連続5回目のチャンピオンに大きく前進した。ポイント2位のセバスチャン・ベッテル(ドイツ、フェラーリ)は3位と表彰台には立ったものの、ハミルトンと40ポイント差とさらにギャップが広がり、5年ぶりの王座奪回はかなり厳しい情勢となった。

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 市街地コースでのナイトレースで、シンガポールの美しい夜景の中、広げられる世界最高峰のバトルは、ハミルトンの独壇場だった。

 つけ入るスキのないポール・トゥ・ウイン。スタートを決め、後続のアクシデントでセーフティーカーが導入されてのリスタートも難なくクリアすると、後はほぼ一人旅。2位のマックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル)がペースを上げると、それに合わせてセーフティーリードを保つ完璧なレース運びだった。

 終わってみれば、ハミルトンの強さばかりが際立った。フリー走行では、市街地コースで抜きどころがなく低速コーナーが多いコースに合っていると思われるレッドブル勢や、コンストラクターズ・ランキング2位につけるフェラーリ勢が好タイムを出していたが、ハミルトンが公式予選で1分36秒015のスーパーラップをたたき出してPPを奪取した時点でほぼ勝負あったと思わせる決勝のレースぶり。ここ一番は絶対にミスをしない王者らしさを見せ、通算69勝目。70勝の大台に王手をかけた。

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