セリーナ、騒動後初メディアに登場 性差別あったと主張曲げず「男子の半分すら…」
ラモス主審による性差別はあったと主張続ける
同紙によると「彼はジェスチャーを見せたと言っていた。彼が何を言っているのか理解できない。我々はシグナルなど見せていないのだから」とセリーナは主張しているという。
だが、ムラトグルー氏は敗戦直後にコーチングの事実をあっさりと認めたことも伝えている。スタンドで全米中継していたESPNの取材を受け、元女王リンゼイ・ダベンポートさんの直撃を受けた名参謀は「正直に言うけど、私はコーチングをしていた。彼女は私を見ていなかったと思うけどね」と話していた。
さらに試合後には男子の試合ならペナルティを受けなかったはず、としてラモス主審に対する性差別を主張したが、記事によるとセリーナは「私は理解できない。女子だというだけで、男子の半分のことですらできないなんて」とコメントしているという。
頂上決戦で手本とは呼べない振る舞いに出てしまったセリーナ。現役選手からも批判を浴び、当初はセリーナを支持していた全米テニス協会長も、ラモス氏に対して謝罪するなど、当初とは明らかに風向きが変わってきた。ここまでは自らの非を認めていないセリーナ。今後も発言が注目を集め続けることになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)