身長206cm世界王者がダウン! 大健闘デビュー選手を海外記者称賛「興行の勝者。感銘受けた!」
ボクシングのヘビー級10回戦が28日(日本時間29日)、サウジアラビアで行われ、WBC世界同級王者タイソン・フューリー(英国)が元UFC世界王者フランシス・ガヌー(カメルーン)に2-1の判定勝ちした。しかし、ボクシングデビュー戦のガヌーが世界王者からダウン奪取。海外メディアが衝撃の動画を公開した。海外記者は「偉大な勝利」「感銘を受けた!」と大健闘を称えている。
![タイソン・フューリーにパンチを放つフランシス・ガヌー(左)【写真:ロイター】](https://the-ans.jp/wp-content/uploads/2023/10/29092455/20231029_fury_reuters.jpg)
ガヌーの左フックが炸裂
ボクシングのヘビー級10回戦が28日(日本時間29日)、サウジアラビアで行われ、WBC世界同級王者タイソン・フューリー(英国)が元UFC世界王者フランシス・ガヌー(カメルーン)に2-1の判定勝ちした。しかし、ボクシングデビュー戦のガヌーが世界王者からダウン奪取。海外メディアが衝撃の動画を公開した。海外記者は「偉大な勝利」「感銘を受けた!」と大健闘を称えている。
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歴史的番狂わせを予感させた。3回、フューリーの打ち終わりにガヌーの左フックが炸裂。身長206センチの巨体が崩れ落ち、尻もちをつかせるダウンを奪った。世界王者を倒し、会場は騒然。倒れたフューリーに対し、ガヌーは挑発的なダンスを見せた。
リングサイドからド迫力のダウン動画を公開したのは、米紙「USAトゥデー」の総合格闘技専門メディア「MMAジャンキー」公式X(旧ツイッター)。一方、海外記者たちもXで反応した。米スポーツ専門局「ESPN」のマイク・コッピンガー記者はこうつづっている。
「フューリーがガヌーに96-93、95-94、94-95の判定勝ち。フューリーはダウンを奪われ、良くなかった。プロボクシングデビューでフューリーを追い詰めたガヌーにとっては偉大な勝利だ」
米著名ボクシングジャーナリストのダン・ラファエル氏も、判定結果が発表される前に「大接戦だ。ガヌーは判定では勝てないかもしれないが、このイベントの勝者だ。良い試合。ガヌーに感銘を受けた!」と称えていた。
37歳のガヌーは総合格闘技(MMA)では17勝(12KO)3敗。アフリカ人初のUFC世界ヘビー級王者となった。今回がボクシングデビュー戦。35歳のフューリーは33勝(24KO)1分けの戦績を誇っていた。
(THE ANSWER編集部)
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