井上尚弥「ギアを上げてやっていく」 大一番に向けたスパー開始にファン「ジムの熱気感じます」
ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)が神奈川・横浜市内の同ジムでスパーリングを開始した。大橋秀行会長が自身のインスタグラムで報告したもので、相手は実力派のメキシコ人ボクサー2人。井上自身も「ギアを上げてやっていこうと思います」と意欲的な姿勢を見せており、ファンからは「準備万端」「真吾トレーナー大忙し」といった声が寄せられている。
大橋秀行会長がインスタグラムで報告
ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)が神奈川・横浜市内の同ジムでスパーリングを開始した。大橋秀行会長が自身のインスタグラムで報告したもので、相手は実力派のメキシコ人ボクサー2人。井上自身も「ギアを上げてやっていこうと思います」と意欲的な姿勢を見せており、ファンからは「準備万端」「真吾トレーナー大忙し」といった声が寄せられている。
今回、大橋ジムがメキシコから招聘したのは、IBOスーパーバンタム級王者エリック・ロブレスとホセ・アンヘル・ガルシアの2人。ロブレスは15戦14勝(9KO)1敗、ガルシアが13戦10勝(9KO)3分けという戦績の持ち主だ。大橋会長によると「2人ともサウスポー」とのことで、23日にはさっそく井上がロブレスと6ラウンド、弟でWBA世界バンタム級王者・井上拓真がガルシアと4ラウンドのスパーリングを行ったという。
井上はスパー開始についてこうコメントしている。
「先月のフィジカル合宿を終えてからは、これまでマスボクシング中心だった。今日が外国勢とは初めてでした。テーマとしては自分の動きを仕上げることを考えている。今日やってみて練習になる相手、あきらめない相手だと分かりました。2人は1カ月間、いてくれるそうなので、ギアを上げてやっていこうと思います。次戦は正式に発表できるまで、もう数日お待ちください。タパレス戦を想定し、ギアを上げていきたい」
これにはファンから「準備万端」「待ち遠しいです」「ジムの熱気を感じます。真吾トレーナー大忙し!」「ロブレスの戦績やばいですねw勝率」といったコメントが集まっている。
井上は7月に前同級2団体王者スティーブン・フルトン(米国)に勝利後、リングインタビューで「この会場にタパレスが見に来ているので、次戦スーパーバンタム級で4団体統一戦をしたいと思います!」と熱望。するとWBA&IBF同級統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)もリングに上がり、「自分自身がチャンピオンであることを証明したいので、ぜひ井上尚弥と対戦したい」と快諾して会場を盛り上げていた。
一方、拓真は11月15日に東京・両国国技館で元IBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)との初防衛戦(Amazon プライム・ビデオ)に臨む。大橋会長の投稿ではこうコメントした。
「先週からフィリピンの3人とスパーリングを開始しました。週2、3回ぐらいのペースでやる予定でいます。今日からメキシコ人のパートナーも来日したので、やってみました。今日のメキシコ人の方がアンカハスに似ている部分がある。5人もサウスポーがそろうなんて環境的にはすごくいいですね。スパーリングは2週間前か、10日前には終わるつもりで、疲れと体重、体調を見て決めていきたい」
(THE ANSWER編集部)