韓国メディアが驚くイ・ボミの“愛され方” 雨中のラウンドでも「最後まで1000人を超えるファンの応援を受けた」
女子ゴルフの国内ツアーで2015、16年賞金女王に輝くなど通算21勝を挙げたイ・ボミ(延田グループ)が、22日まで兵庫・マスターズGCで行われた「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」を最後に日本ツアーから引退した。母国の韓国メディアは、イボミの引退を惜しむ日本について「再びのイ・ボミロス」などと伝え、そのフィーバーぶりに驚いた様子だ。
仲間のゴルファーたちも引退グッズを購入した様子も紹介
女子ゴルフの国内ツアーで2015、16年賞金女王に輝くなど通算21勝を挙げたイ・ボミ(延田グループ)が、22日まで兵庫・マスターズGCで行われた「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」を最後に日本ツアーから引退した。母国の韓国メディアは、イ・ボミの引退を惜しむ日本について「再びのイ・ボミロス」などと伝え、そのフィーバーぶりに驚いた様子だ。
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韓国紙「毎日経済」は「笑顔が美しかったゴルファー…日本は今再びイ・ボミロス」という見出しで報道。「日本のゴルフ・スポーツメディアは、今週初めから1人のゴルファーを集中して照らした。“スマイルキャンディ”イ・ボミだ。選手もマスコミも、日本ツアー通算21勝を収めたイ・ボミを思い出して応援した」と熱狂ぶりを伝えている。
さらに、イ・ボミの所属でもある延田グループの盛り上げにも注目。「大々的にイ・ボミのツアー引退を知らせた。大会が開かれるゴルフ場のクラブハウス近くに、イ・ボミの歴代優勝トロフィーと活躍シーンの写真を展示した『イ・ボミ特別館』をつくり、大会ホームページには彼女の足跡や語録、映像などをまとめた特設サイトを開設し、グッズも販売した」と会場のフィーバーに驚いた様子だ。
通算11オーバーで予選落ちという結果に終わったものの、最後のラウンドとなった20日の様子を伝えているのは、韓国メディア「イーデイリー」だ。「1番のティーエリアに上がった時から涙を流したイ・ボミは、最後まで1000人を超えるファンの応援を受けた。雨が降ったが、多くのファンがついて歩いた。ファンはイ・ボミが好きなピンク色のTシャツを着て、タオルを持って追いかけた」「ファンはもちろん、仲間のゴルファーも引退グッズを買うという珍光景も見られた」と、日本のファンの思いに触れて驚いている。
さらに、日本での大活躍を「何より、韓国選手に対する偏見を破って、日本で最も成功した選手に成長し、韓国と日本の関係改善にも役立ったと評価されている」と位置づけ、得難い存在として報じている。
(THE ANSWER編集部)