2勝目菅沼菜々に敗れた年間女王・山下美夢有が称賛「曲がらない。アプローチとパットも良い」
女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUP マスターズGCレディース最終日が22日、兵庫・マスターズGC(6495ヤード、パー72)で行われた。首位で出た菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算14アンダーで優勝。今年8月のNEC軽井沢72以来、2か月ぶりの嬉しいツアー2勝目を手にした。3位で出た22歳の昨季年間女王・山下美夢有(みゆう・加賀電子)は3打差の2位。勝った菅沼を「ショットも曲がっていない。アプローチとパットが本当によかった」と称えた。
NOBUTA GROUP マスターズGCレディース最終日
女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUP マスターズGCレディース最終日が22日、兵庫・マスターズGC(6495ヤード、パー72)で行われた。首位で出た菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算14アンダーで優勝。今年8月のNEC軽井沢72以来、2か月ぶりの嬉しいツアー2勝目を手にした。3位で出た22歳の昨季年間女王・山下美夢有(みゆう・加賀電子)は3打差の2位。勝った菅沼を「ショットも曲がっていない。アプローチとパットが本当によかった」と称えた。
もったいないパットが尾を引いた。3番で3パットのボギー。6番もチャンスにつけたが、決め切れなかった。14番も1つ落として首位の菅沼と4打差。15番でバーディーを取り返したが、最終18番もボギーを叩いた。
3バーディー、3ボギーの72と伸ばせず。敗因について「もうパットしかない。パット以外ほぼないです」と挙げ、「ラインの読みは悪くない。タッチの感覚が合っていないですね。4日間、練習から意識してやっていたけど、ずっと合わなかった」と振り返った。
「練習では何球も打てるし、グリーンも何回もやって感覚はわかるけど、コースは思うようなタッチが出ずなかなか難しい。ショットも外してはいけないインサイドにも外した。でも、このコースは2年連続予選落ちしていたところ。しっかり通過できたこと、上位争いできたことが楽しかった」
菅沼については「2日間回ったけど、ショットも曲がっていない。リカバリー率もいい。アプローチとパットが本当によかった」と称えた。
6月までに今季4勝とハイペースで勝利を積み重ねたが、以降は遠ざかった。前週も5位と上り調子。メルセデス・ランキングは2位につけ、今大会を欠場したトップの申ジエを追う。過去2度出場した今大会はともに予選落ち。高ポイントのため、ここで稼いでおきたいところだった。
2年連続年間女王へ、4か月ぶりの今季5勝目&ツアー通算11勝目はお預けとなった。申ジエに肉薄し、「残り5試合ですけど、大きい大会もある。また来週も自分らしい良いプレーで上位で戦えるようにしたい」と前向き。悲壮感などはなく、「課題はパットとアプローチです! 以上!」と明るく語った。
(THE ANSWER編集部)