雨に、寒さに対応した女子ゴルフ20歳・尾関彩美悠 2勝目王手「初優勝から間が…今年もしたい」
女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUP マスターズGCレディース第3日が21日、兵庫・マスターズGC(6495ヤード、パー72)で行われた。首位と2打差の3位で出たツアー通算1勝の20歳・尾関彩美悠(あみゆ・JFEスチール)は4バーディー、1ボギーの69で回り、菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)と並ぶ通算12アンダーで首位。1年1か月ぶりの2勝目が見えてきた。
NOBUTA GROUP マスターズGCレディース第3日
女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUP マスターズGCレディース第3日が21日、兵庫・マスターズGC(6495ヤード、パー72)で行われた。首位と2打差の3位で出たツアー通算1勝の20歳・尾関彩美悠(あみゆ・JFEスチール)は4バーディー、1ボギーの69で回り、菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)と並ぶ通算12アンダーで首位。1年1か月ぶりの2勝目が見えてきた。
尾関は1番、カラーから残り7メートルをパターでバーディー。2番でボギーを叩いたが、10番で3メートルのスライスラインを入れて1つ伸ばした。11番パー4は残り121ヤードのラフから3メートルにつけてバーディー。15番は30ヤードのアプローチを3メートルに寄せ、上りのフックラインを決め切った。
「ショットの調子が本当によくない。ドライバーショットも、セカンドショットもグリーンを外してラフ。アプローチ、パットがよくてよかったです」
会心の一打は18番パー4。第1打をバンカーに入れ、第2打もグリーンに乗せられず。残り30ヤードからロブショットで1メートルに寄せ、ナイスパーだった。途中は雨に打たれ「ショットが少し滑る」と影響も。15度前後まで気温が下がったが、「後半はショットの意識を変えました。体が回らなくなるので、大きいクラブで振りました」と対応した。
2021年11月のプロテストに合格。ルーキーイヤーの昨年9月に初優勝を挙げた。今季は32試合出場で3位に2度入ったが、予選落ちは6月半ばまでの7連続を含む15度。メルセデス・ランキング48位と来季シード権の当落線上をさまよう。「今日も自分の一打、一打に集中して回れました。明日も自分のペースで回れたら。初優勝から結構間が空いているので、今年も優勝したい」と狙いを定めた。
(THE ANSWER編集部)