ジョコは「速すぎた」 完敗準Vのデルポトロも脱帽「倒すことは本当に難しかった」
テニスの今季4大大会最終戦、全米オープンは9日(日本時間10日)、男子シングルス決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)がフアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)に6-3、7-6、6-3でストレート勝ち。3年ぶり3度目の優勝を飾った。大会公式ツイッターは歓喜の瞬間、コートに仰向けに倒れ込んだ“戴冠の大の字”を動画と画像で紹介。怪我からの復活Vに海外ファンの感動を呼んでいたが、敗れたデルポトロは「ノバクは速すぎた」「倒すことは本当に難しかった」と称えている。
ストレート負けのデルポトロ「ディフェンスは素晴らしかった」
テニスの今季4大大会最終戦、全米オープンは9日(日本時間10日)、男子シングルス決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)がフアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)に6-3、7-6、6-3でストレート勝ち。3年ぶり3度目の優勝を飾った。大会公式ツイッターは歓喜の瞬間、コートに仰向けに倒れ込んだ“戴冠の大の字”を動画と画像で紹介。怪我からの復活Vに海外ファンの感動を呼んでいたが、敗れたデルポトロは「ノバクは速すぎた」「倒すことは本当に難しかった」と称えている。
元世界NO1の強さを素直に認めた。チャンピオンシップポイントをモノにされると、ジョコビッチはラケットを放り投げ、全身の力が抜けたかのように、コートに仰向けに倒れ込んだ。188センチの体を大の字にしたまま、しばらく空を見つめ動けない。3年ぶりVの感動の瞬間。その姿を唇を噛みしめ、見つめたデルポトロは起き上がってきたジョコビッチと熱い抱擁を交わした。
明暗が分かれたシーンを大会公式ツイッターは動画付きで公開し、海外ファンに「なんというドラマチックな瞬間」などと感動が広がっていたが、敗れたデルポトロも勝ったジョコビッチに賛辞を送った。
英公共放送「BBC」によると「ノバクは速すぎた。ディフェンスは素晴らしかったし、彼のような選手を倒すことは本当に難しかった」と圧巻のプレーぶりを称えたという。また、英紙「ガーディアン」では「今、話すのは簡単ではないけど、このような素晴らしい選手と決勝で戦えて嬉しかった。ノバクに負けたことは残念だが、僕は諦めずに戦ったよ」と語ったことを伝えている。
一時は怪我により苦しい時期を過ごしてきたが、ニューヨークの地で完全復活をアピールしたジョコビッチ。グランドスラム通算勝利数も「14」とした。ここからさらに上積みも期待させる2週間となった。
(THE ANSWER編集部)