井上尚弥の「左フックは美しい」 特定技術の“最強”問う英識者に海外反響「この世代でベスト」
研ぎ澄まされた肉体から繰り出すパンチで相手に立ち向かっていくボクシング。パワーだけでなく、駆け引きや技術、それを引き出すための精神力も求められ、これまで幾多のボクサーが名シーンを生み出してきた。そんな中、英専門番組の司会者の“問いかけ”がSNS上で話題を集めている。明らかにWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)を意識したと思われる投稿に、海外ファンからは「彼は最高のPFP」「この世代で見てきた中でベスト」といった反響が寄せられている。
英専門番組の司会者がSNSで“問いかけ”
研ぎ澄まされた肉体から繰り出すパンチで相手に立ち向かっていくボクシング。パワーだけでなく、駆け引きや技術、それを引き出すための精神力も求められ、これまで幾多のボクサーが名シーンを生み出してきた。そんな中、英専門番組の司会者の“問いかけ”がSNS上で話題を集めている。明らかにWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)を意識したと思われる投稿に、海外ファンからは「彼は最高のPFP」「この世代で見てきた中でベスト」といった反響が寄せられている。
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細分化された階級の中で、その強さにおいてさまざまな議論がとどまるところを知らない世界のボクシング界。直接対決することはないものの、全17階級あるボクサーの実力を比較し、体重差がなかった場合の最強選手をランキング化した「パウンド・フォー・パウンド」(PFP)に対する論争は今も昔も盛んだ。
そんな中、英ボクシング専門ポッドキャスト番組「トレーディング・レザー」の司会者スティーブ・ボックスマン氏は自身のX(旧ツイッター)でこんな言葉を投げかけた。
「あなたが今まで見てきた中で、パンチの高さに変化をつけることにおいて、最も優れたボクサーは?」
特定の技術に焦点を当てた“問いかけ”ではあるが、ボックスマン氏の投稿に添えられた映像は、7月に井上が当時の2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)と対戦した時のもの。勝敗を決定づけたフルトンのダウンシーンで、井上が左ボディーから右ストレートで顔面をとらえたコンビネーション、さらに飛びつきながらの左フックにフォーカスしているとあって、この投稿自体がボックスマン氏が明らかに井上を意識したものであることがうかがえる。
これには海外ファンからも「彼は最高のPFPだ」「イノウエとビボルがこの世代で見てきた中でベストだ」「イノウエは俺の仲間を破った。リスペクトしかない」「左フックは美しいものだ」など、同調する声が。「実際、フルトンはそれがめちゃくちゃ得意だ」「マイク・タイソン」「タイソン・フューリー」「パックマン」といったコメントも見受けられている。
(THE ANSWER編集部)