大坂なおみ、迎え撃つセリーナは自信満々 3月完敗も「あの試合からは向上する一方」
テニスの今季4大大会最終戦、全米オープンは8日(日本時間9日)、女子シングルス決勝で世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)は女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)と対戦する。日本人女子テニス史上初となるグランドスラムの決勝で歴史的な快挙を目指す。一方で迎え撃つ4大大会通算23勝の女王セリーナは自信満々。過去の対戦ではストレート負けを喫しているが、「あの時は明らかに本調子じゃなかった」と度外視している。米紙が報じている。
米紙が決勝に臨むセリーナの自信満々の意気込み伝える
テニスの今季4大大会最終戦、全米オープンは8日(日本時間9日)、女子シングルス決勝で世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)は女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)と対戦する。日本人女子テニス史上初となるグランドスラムの決勝で歴史的な快挙を目指す。一方で迎え撃つ4大大会通算23勝の女王セリーナは自信満々。過去の対戦ではストレート負けを喫しているが、「あの時は明らかに本調子じゃなかった」と度外視している。米紙が報じている。
「全米オープン決勝は、セリーナ・ウィリアムズ対ナオミ・オオサカ」と報じているのは米紙「ニューヨーク・タイムズ」だ。同紙はまず、準決勝後に感極まったセリーナの表情にスポットを当てている。
「涙を必死にこらえようとしていたが、4年ぶりの全米オープン決勝進出に感情を抑えることはできなかった」と記事で伝えつつ、セリーナの試合後のコメントに触れている。
「あそこ(オンコートインタビュー)で少し感傷的になってしまたのは、1年前は文字通り病院で命掛けの戦いをしていたから。病院のベッドで動くことも歩くことも、何もできなかった。そこから戻ってくるために。1年が過ぎて(ウィンブルドンに続きグランドスラム)2大会連続で決勝の舞台に立てた」
「すでに言ったように、これは始まりであり、まだ(目指すところには)届いていない。まだ、這い上がっている途中よ」
こう振り返っている。昨年9月に緊急帝王切開で出産。しばらくコートから遠ざかり、今年3月にツアー復帰。7月のウィンブルドンでも決勝まで進んだ。記事では「正直に言えば、これはすごいこと。全く思いもしなかった」というコメントも紹介している。