深夜2時のナダル、死闘後に相手を労う抱擁に脚光 「最上級のスポーツマンシップ」
テニスの全米オープンは4日(日本時間5日)、男子シングルス準々決勝を行い、世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)が同9位のドミニク・ティエム(オーストリア)に0-6、6-4、7-5、6-7、7-6で勝利。4時間49分の激闘を制し、4強入りを決めた。深夜2時まで行われた死闘後の抱擁シーンの一部始終を、大会公式ツイッターが公開。美しい光景がファンの称賛を集めている。
ナダル×ティエムの289分間の死闘後の抱擁シーンに脚光
テニスの全米オープンは4日(日本時間5日)、男子シングルス準々決勝を行い、世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)が同9位のドミニク・ティエム(オーストリア)に0-6、6-4、7-5、6-7、7-6で勝利。4時間49分の激闘を制し、4強入りを決めた。深夜2時まで行われた死闘後の抱擁シーンの一部始終を、大会公式ツイッターが公開。美しい光景がファンの称賛を集めている。
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深夜2時過ぎまでの死闘。最後はナダルがタイブレークの末に勝利を収めると、2人は歩み寄り固く抱擁を交わした。約7秒間、言葉を交わしながら、お互いの健闘をたたえ合っている。最後はナダルがティエムの頭をポンポンとなで、労った。そこにはコート上でぶつかりあった者にしかわからない、相手へのリスペクトがあった。
大会公式は「最上級のスポーツマンシップ…死力を尽くして戦ったナダルとティエムに敬意を」と題して、2人の抱擁のシーンを動画で公開。テニスファンの胸を打った様子だ。
「コートの内外両方で真のチャンピオン」
「ナダルだから驚かないよ。素晴らしい試合だった、もしかしたらマッチ・オブ・ザ・イヤーかも」
「私のアイドルがなぜナダルなのか、その理由がこれ」
「今大会のベストゲームとなるだろう。両者にリスペクトを…」
「ドミニクもまた勝者だ。テニスのスコアは残酷だ」
「2人の戦士に敬意を。コートで全てを出し切り、私達が長い間忘れられない試合を見せてくれた」
「両者ともに素晴らしい」
2人の姿に、そしてナダルの敗者を労う姿に称賛が降り注がれていた。