「自分の子供に必ず伝えたい」 大谷翔平、靭帯損傷でも2長打2盗塁に16年全米ドラ1が尊敬の念
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、右肘の靭帯損傷が判明してからも打者として試合出場を続けている。26日(日本時間27日)にニューヨークで行われたメッツ戦では二塁打、三塁打と長打を連ね2安打。さらに2盗塁まで記録した。驚異的な働きを目の当たりにした同僚のミッキー・モニアック外野手は「信じられないよ」と目を丸くしている。
負傷判明後も2試合に出場…ビジョン破壊打など話題を独占
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、右肘の靭帯損傷が判明してからも打者として試合出場を続けている。26日(日本時間27日)にニューヨークで行われたメッツ戦では二塁打、三塁打と長打を連ね2安打。さらに2盗塁まで記録した。驚異的な働きを目の当たりにした同僚のミッキー・モニアック外野手は「信じられないよ」と目を丸くしている。
エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」が公式のX(旧ツイッター)で、試合後のインタビューを公開したもの。この中でモニアックは大谷について問われ「信じられないよ。負傷は本当に残念だったけど、それでもプレーしている事実が、彼が本当にチームのことを想っているのと、野球をすることへの愛を示している」と驚きを語っている。
大谷は負傷が判明してから、ニューヨークでの2試合で計5打数3安打。敬遠を含む5つの四球で出塁率は8割に達する。さらにこの日の試合では、大ファウルが右翼ポール際のビジョンを直撃して“破壊”するというおまけまでついた。打席ごとに大きな歓声が上がり、話題を独り占めしている感まである。
2016年ドラフト1巡目(全体1位)でフィリーズ入りし、昨年トレードでエンゼルスに加入したモニアック。「彼のプレーを毎日見られるのは光栄に思うし、自分の子どもにも必ず伝えたいよ」と続けた。エンゼルスのプレーオフ進出は限りなく厳しくなっているが、大谷のプレーはチーム内に大きな感銘を呼んでいる。
(THE ANSWER編集部)