「フルトンが勝つと思った。間違っていたよ」 17歳米国の“神童”も称えた井上尚弥の凄み
ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏も実力に太鼓判を押す17歳のカーメル・モートン(ともに米国)が、4階級制覇を達成した井上尚弥(大橋)について語っている。米専門メディア「210ボクシングTv」公式YouTubeチャンネルに登場しており「モンスターと呼ばれる理由も分かっていたけど、フルトンが勝つと思っていた。間違っていたよ」と井上の実力を称えている。
メイウェザーも太鼓判推すカーメル・モートン
ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏も実力に太鼓判を押す17歳のカーメル・モートン(ともに米国)が、4階級制覇を達成した井上尚弥(大橋)について語っている。米専門メディア「210ボクシングTv」公式YouTubeチャンネルに登場しており「モンスターと呼ばれる理由も分かっていたけど、フルトンが勝つと思っていた。間違っていたよ」と井上の実力を称えている。
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米メディア「ワールド・ボクシング・ニュース」によると、フェザー級のモートンはアマ戦績47勝1敗、国内のアマチュア大会でもタイトルを獲得している。メイウェザーも“神童”として期待をかける逸材で、その実力はプロデビュー戦から世界戦を行わせたいと言わしめる程だという。
そんなモートンは「210ボクシングTv」が公開した動画内で、井上―フルトン戦についても語っていた。7月、WBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦で8回TKO勝ちした井上は、4階級制覇の偉業を達成している。
結果について尋ねられたモートンは「イノウエは良い選手だと分かっていたし、モンスターと呼ばれる理由も分かっていたけど、フルトンが勝つと思っていた。間違っていたよ。フルトンがアウトボクシングするかと思っていた。イノウエはやってのけたね」と予想外だったことを口にした。
井上は昨年12月にバンタム級4団体統一の偉業を達成。階級を上げたフルトン戦でもパワーを見せた。モートンは「イノウエのパンチが違うね」「彼の天井は130ポンド(スーパーフェザー級)だと思う。その階級は支配できると思う」と称賛。さらに「イノウエがフルトンにアウトボクシングの部分で勝つとは思わなかった。驚いたよ。フルトンは才能も技術もあるけど試合は想像とは違う方向へ行った」とも驚きを語った。
(THE ANSWER編集部)