飛込のレジェンド寺内健が43歳で引退 SNSで発表、9月の日本選手権がラスト「膝の状態が思わしくなく」
飛込の43歳・寺内健(ミキハウス)が21日、自身のX(旧ツイッター)で現役引退を発表した。五輪出場6度を誇るレジェンド。9月の日本選手権が最後の大会となる。理由には痛めていた膝の状態が思わしくないことなどを挙げ、「最後は自分らしく全力で飛びきりたいと思いますので応援宜しくお願いいたします」と記した。
SNSで発表
飛込の43歳・寺内健(ミキハウス)が21日、自身のX(旧ツイッター)で現役引退を発表した。五輪出場6度を誇るレジェンド。9月の日本選手権が最後の大会となる。理由には痛めていた膝の状態が思わしくないことなどを挙げ、「最後は自分らしく全力で飛びきりたいと思いますので応援宜しくお願いいたします」と記した。
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寺内は「ご報告があります」と投稿本文に記し、メッセージ画像を投稿。「この度9月の日本選手権を最後に現役引退することを決意いたしました。昨年から痛めていた膝の状態が思わしくなく、今まで自分を支えていた自分を追い込む練習も出来ないことで高い水準で競技することが難しく、このような決断に至りました」と経緯を記した。
「1994年の日本選手権で初めて優勝して私の飛込人生は大きく変わりました。オリンピックというものを意識し始めたのはこの頃です。そんな大きな想いがある日本選手権を最後の大会にできることを誇らしく思います」と、日本選手権への思いもつづった。
寺内は飛び込み界のレジェンド。2021年の東京五輪男子シンクロ板飛込で自己最高5位に入るなど、長らく活躍してきた。「若かりし頃はつらいことが多いと思っていた現役生活も、後半は自分と向き合うことでその異議を感じながら充実した競技人生だったと今は思います」と感慨を込めた。
「現役選手として43歳まで挑戦を続けて来れたのは、最後まで全力のサポートをして頂きましたミキハウスをはじめ、馬淵崇英コーチ、家族、ここまで私に携わってくださった方々、そして応援してくださいました皆様のおかげです。その全ての方に感謝の思いとこれまでの競技人生の締めくくりとして、最後は自分らしく全力で飛びきりたいと思いますので応援宜しくお願いいたします」と感謝で締めた。
(THE ANSWER編集部)