ヤングなでしこ、決勝進出にFIFA公式も賛辞「日本の組織がイングランド沈黙させた」
サッカーのU-20女子ワールドカップ(W杯)フランス大会は20日、準決勝で日本がイングランドを2-0で下し、初の決勝進出。躍進を遂げるヤングなでしこをFIFA公式サイトも特集。「日本の組織がイングランドを沈黙させた」と賛辞を送っている。
イングランド撃破で初ファイナルへ、特集には「Young Nadeshiko」のフレーズも
サッカーのU-20女子ワールドカップ(W杯)フランス大会は20日、準決勝で日本がイングランドを2-0で下し、初の決勝進出。躍進を遂げるヤングなでしこをFIFA公式サイトも特集。「日本の組織がイングランドを沈黙させた」と賛辞を送っている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
ヤングなでしこの快進撃が止まらない。まずは前半22分、FW植木理子が右足で豪快にミドル弾を突き刺すと、直後の27分にはMF遠藤純がシュートを跳ね返りを頭で押し込み、追加点。以降はGKスタンボー華を中心とした組織的な守備でイングランドの攻撃を封じ、ついにファイナルに辿り着いた。
FIFA公式サイトは「日本パワーがイングランドを通過し決勝に届いた」と見出しを打って特集。植木と遠藤の2ゴールで勝利した試合展開を伝えた上で「ヤングナデシコは前半に印象的な姿を見せた」と英語で「Young Nadeshiko」と表現しながら称賛。さらに「日本は試合をコントロールした」「日本の組織と仕事ぶりはイングランドを沈黙させ、準決勝で敗退に追い込んだ」と報じた。
今大会は準々決勝でドイツに勝利後、FW児野楓香がショックで起き上がれない相手選手を労うスポーツマンシップの姿勢が海外から称賛を浴びるなど、プレー以外にも輝きを放っているヤングなでしこ。24日(日本時間25日)に行われる決勝ではスペインと激突する。果たして、世界一の称号を手にできるか。注目の戦いとなる。
(THE ANSWER編集部)